”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”(前期)『the works for Japan』

京都文化博物館の別館ホールで開催中の、
”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”(前期)を観に行く。
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”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”

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作品の方は兎に角、圧倒的でしたね。コラージュ作品から新作映画『サヴァイヴィングライフ』に関する素材や絵コンテ、版画作品、日本の妖怪をモチーフにした作品まで、生で観れて嬉しかったです。もっとオブジェ系の作品も期待してたけど、それは後期にあるのかな?
コラージュ作品は、センスもテクニックも兎に角他の追随を許しませんね。最近の若い人がやる(アナログ・デジタルともに)とりあえず密度で空間埋めて画面持たしてますよ的な人とは一線を画してますね。僕自身もより細かく切り抜いていっぱい貼付けちゃう方に来てたけど、もうちょっと余裕持って抜くとこは抜いた方がいいなと実感。今後の自分自身の制作にも影響を受けそうだ。
途中15分ほどの木版画の職人さんの工房をヤン・シュヴァンクマイエルが訪れる映像があったけど、そのラストにdigme谷口さんの奥さんがチラッと映ってたよ。確認の為に2回観たし間違いない。

あとは、展示方法がちょ〜っとちゃっちいかな。この京都文化博物館の別館ホールは、旧日本銀行京都支店だったこともあり非常にレトロで雰囲気ある空間でヤン・シュヴァンクマイエルの作品にも合っているんだけど。如何せん天井が高く四方の壁以外なにもない空間なので、展示する場合、移動式の壁を立ててその上にクリップライトが何個も挟んで付いててさらにそれをつなぐ家庭用の延長コードがむき出しでそれが急に生活感というかゴチャゴチャしてて残念やったかもしれないね。あと最後の『怪談』シリーズの空間の演出もチープだったね。怪しさを演出してるんだろうけど、ブラックライトを使っててそれが作品に反射してて観づらい作品もあったかな。逆に、物販スペースの書籍やDVDを置いてた棚(倉庫の様な)の感じはアリだった。
とは言え、作品は圧倒的に良かったし満足。後期と『サヴァイヴィングライフ』の公開が楽しみですね。

投稿者:

jumpei

イラストレーター。