…柔術家でした。

(ちょっと今日のmemoは、きしょいと思いますよ。。。)昼ドラといえば、TBSの『温泉へ行こう!』が好きだったんですが。学生の頃は、午前中の一般教養を受けて昼帰って来て観てましたね。厳密に言うと4回生の頃は、卒業の単位がホンマにヤバかったので、朝1限目がトチれない。なので寝ずに朝から学校行って昼帰ってきて昼ドラ観て寝るという生活をしてました。。。『温泉へ行こう!』はシリーズが5まで続いてて、5の最終回がまだ続きそうな終り方だったんですが、6はないんですかね?今やってないドラマですが当時観てて、ある法則を発見したんですよ。それは、原作者か脚本家か登場人物の名前を決めた人はプロレス好きちゃうかな?ということです。実在するレスラーから名前を取ってるんではないかなと。例を挙げると。。。椎名薫→KAORU武藤健司→武藤敬司海堂慎也→橋本真也大谷真二→大谷晋二郎佐々木伸江→佐々木健介三沢怜子→三沢光晴高田加奈恵→高田延彦星野絹香→星野勘太郎?!etc…と、無理矢理後付けな部分もあるけど、新日本プロレスびいきなのかな?と、一番最初の放送は99年で、武藤も橋本も大谷もまだ新日だったし、倒産寸前の蔵原(旅館)を立て直すベく外部(東都銀行)から送り込まれたのが三沢怜子(つまり、新日にNOAHの三沢が着た感じ)だし。おまけに支配人・武藤さんを演じる田中実さん。新日本にも田中稔という選手がいる。これは偶然だけど。。。と、そんなことに気付いたところで、だからどうしたと言われたところで返す言葉がないですが、、、これ読んでる誰か1人ぐらいは分かってくれるやろ?という話でした。って言うか、2/6〜TBSで『病院へ行こう!』ってのが始まってるじゃないですか?!今知った。同じスタッフらしいし。。。武藤さんも伸江さんも出てる。んなアホな!これは6なさそうだ。。。http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/byouin/index-j.html

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柔道家…?

昼ドラ『新・風のロンド』が非常におもしろいです。はい。息をするのを忘れて観ています。(ホント息してるどころでない。)先日の火事のシーンも、なんちゃってでなく(赤い照明に、カメラの前で炎を振ってるパターン、「おぇ!それ余裕で逃げれるやろ!」的なんでなく)CGも使ってるのか?結構凝ってましたし。野代建設会長(大介の父)も第1部→第2部と十数年の時の流れで、頭がハゲてしまったのだが、それがズラなのかCGなのか分からないくらい上手い事老けています。ゲーリー・オールドマンみたいに髪を抜いたのだろうか?ズラの際が分からない!そこばっかり見てしまいます。普通の昼ドラよりも細部へのこだわりを感じますね。野代家は長男・次男と亡くなってしまい、ヤサグれた三男・大介が社長になることになったのですが、この大介役の神保さんは、ボクの中ではTBSの『温泉へ行こう』シリーズ後期のやさしい海堂さんの印象が強かったので、悪い役に違和感があったのですが大分慣れてきました。悪っるいヤツですね〜。みんな緊迫した良い演技してるし、個人的に槙役・小沢真珠さん(火事で亡くなってしまいましたが)の妹・美絵役の魏涼子さんの演技が好きかなと。あのヤサグれた大介も唯一笑顔を見せる存在だし。それ意外のキャラは「何言ってやがんだ!」とつっこんでしまうキャラばかりなので。火事で槙と心中した次男・浩二も全く共感できないですな。明日以降も目が離せないかなと。これ観てる主婦と話したいですね。ま、詳しいストーリーは下記で。『新・風のロンド』http://www.tokai-tv.com/kazerondo/

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”デザインノート”

その後、河原町に出る。先日、京都宝塚劇場・京都スカラ座・京極東宝1・2・3の映画館が一斉に閉館した(シネコンの影響ではなく、TOHOシネマズ二条が出来たからとテレビで言ってたが、あれはシネコンの影響だな。)のは知ってたが、その映画館1階のブックファーストまで閉店とは。。。丸善も閉店したので河原町に大型書店がなくなってしまって、かなり不便だ。ジュンク堂や大垣書店は離れてるし。。。で、とある書店でdigmeoutが特集されている「デザインノート No.5」(誠文堂新光社)を買う。いい値段なのでかなり悩む(かといって、誰かのように30分悩んで結局買わないなんてことはない。)これに載ってるボクの絵は、3,4年前に描いたものだが今観てもそんな悪くないな(と感じた)。これは自画自賛ではないけど、自分の絵で「完璧や!コレ以上のモンはもう描けん!」ってのが出来ても、1年後、早くて2〜3ヶ月後には「これ、ヤバイ(よくない)!恥ずかしい!」となるのだ。その後、新たに描いた絵でイイのが出来るとなおさらその現象は起こる。それは、技術的にも目(め)的にも以前より、成長してるのだと思う。日々そういう小規模な進化はあるのだが、たまに起きる革命的な進化(自分でも、「わ!今大いなる進化をとげた!」って感じる。)がある。それがまた、製作しててたまらない瞬間でもありますな。「デサインノート」http://www.seibundo-net.co.jp/CGI/search/syousai.cgi?mode=id&id=02176&key=s_sinkan

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@ Sfera EXHIBITION

祇園?にあるSferaへ『村上周展 シルクスクリーンによる絵画展』を観に行く。このSferaへ来るのは3,4回目。中々イイ空間だと思う。村上周さんの作品を拝見するのは、数年振りなのですが、以前とは全く違う感じに進化されてました。説明を聞いたりしてないので、どういう意図で製作してるのか、本質的な部分は分かりませんが、オサレーな感じでした。海外の色んなところで活躍されてるそう。タイトルの横に描いてた”2006.1”は今年の1月に製作したということなのだろうか?にしちゃぁ、20点弱あったし1ヶ月に何枚も作れるということなのだろうか?ま、シルクなんだけど。でも、その1月の製作に入る以前の段階で緻密な計画がなされてるのだろうか?どうなんだろう。明日(2/8)から大阪・digmeout CAFEでも同時開催のが始まるし、そっちのはどうか分からないけど、「京都よりポップにいく』という噂も入ってきている。http://www.amanemurakami.com/http://www.ricordi-sfera.com/http://www.digmeout.net/cafe.cfm
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ついでに。。。

これまた18歳位の時に描いた絵。。。Ben Shahnの『WHEN THE SAINTS…』(1956)の模写というか、勝手にアレンジ(いらん味付けを)したモノ。。。原作は元々縦長ではなく普通の一般的な比率の絵なのだが、家に長い板(約125×30cm)があったので、無意味に縦長にしたもの。ホントに無意味。。。全く効果的でもない。。。足いらんよね。Ben Shahn好きの人が見たら「コラっ!!」と怒るであろう絵。10年近く前のモノなので。。。けど愛着があるので今でも恥ずかしげもなく飾ってある。。。この時期は、木の板があれば何にでも描いてた。。。Ben Shahnばっかり描いていた。(ミュージシャン風に言うとカヴァーしていた。)
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これで最後。(横構図で)

これまた18歳位の時に描いた絵。。。Ben Shahnの『APOTHEOSIS』(1956)の模写。これまた長い(約145×27cm)。本家はブルックリンの工業高校の壁画とかにもなっててデカイ。これまた恥ずかしげもなく飾ってある。。。ま、なんでこの時期模写ばっかしてたかというと、大学受験の時期であったのでそのためだ。もちろん本来はケント紙なんかに描いてたし、こんな板に描いてるのは、もう入学が決まって浮かれてというか、絵描くことに加速がついてて手持ち無沙汰で描いてたのだろうか?定かではない。。。当時一つ覚えのようにBen Shahnばっかり描いていた。『We want Peace』(赤いシャツの子供が右手を差し出してる絵)なんか数えてみたら6枚もあった。どれも再現しきれてないし。。。ま、作品として発表するという意図でなく、トレーニング的なニュアンスなのだろうか?人の絵を手本に一度模写してから、もう一度今度は手本の絵を見ずに記憶だけで再現すると、勝手にデフォルメされてちょっと違う絵になったりするので、よく模写してたのだと思う。。。ま、受験用の絵の話ですが。模写とはいえ、原画と全然違う(技術的に)し、Ben Shahnイズムの神髄をほとんど理解しきれてないんだろうけど。。。今でも、かなり影響を受けていますな。けしからん、うまい!

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ある絵の後頭部。

普段あんまテレビを観ない(昼ドラとかは観るけど。。。)んだけど、23:15頃『情熱大陸』をつけると、さいとうたかをさん(ゴルゴ13)だって(といいつつ、130〜140巻?もっと?出てるのは知ってるが、全く読んだことがない。ボクの中でゴルゴといえば、ゴルゴ池戸なのだ。。。)見入ってしまう。69歳で今尚現役で描き続けてるのも凄いし、ボソっと言った言葉「こんなの70のジジイのする量の仕事じゃねーよ!」とかが謙遜とかじゃなくて本音っぽいところがリアルでおもしろかったし、けど仕事はきっちりするみたいな。。当り前だが、カリスマをもった人でした。ボクと同じ”COPiC MULTILINER”のペンを使ってらしたし。最初っから観ればよかった。。。さ、絵描こ!http://www.saito-pro.co.jp/


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illustrated by Y.KAWATA

東京で、カメラマンをしている中学の時の友人から久々にメールが来る。というのも、連絡を取るのは数年振りだろうか?彼が、ネットをしてて偶然ボクのHPに辿り着いたそうだ。しかも、家族写真とイラスト付きで。左の絵がそれ。コレは全然完成度低い方で大したことないが当時は、どうやったらそんな絵描けるんや?というような明石家電視台の間寛平的な絵を描いてて当時天才や!と思ってた人物。想像で絵を描く場合ならまだしも、手本の絵(簡単なキャラクターとか)があってそれを別の紙に描き写すだけなのに、全然違う絵になる。どこにそんな絵描いてある?というような。。。神の領域だった。その後、誰かの手によって養殖されてなくてよかったよかった。「老けたな!!」というが、ボクは当時の方が老けてたので、大分年齢が追い付いてきたと思う。それどころか、最近は年齢よりも若く見られることが多々ある。(いや、ホンマに。)年齢が追い越したのだ。「自分こそ、昔童顔やったのに、老けたな!!」と、ちょっと懐かしくなる。

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photography by Y.KAWATA

そんなキモチわるい絵を描く彼だが、本職がカメラマンということでプライベートでもちゃんと作品を製作しているようだ。絵と写真が全然結びつかない。。。

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”SONY”Cyber-shotにて撮影。

『Sony×FM802 You are the NEXT! Project「CONNECT!」Featuring DOPPEL』の様子。DOPPELというユニットのライブペインティング。まだ未完成。というのも、1/28,1/29,2/5,2/12と4回に分けて描かれるらしい。ハービスENT内のウインドウに面して表面は”朝青龍”と店内裏面は白虎が描かれてました。(ボクが大したイベントを観てないだけかもしれませんが)、ちょっとしたイベントでやってるライブペインティングって、意味が分からんようなモノを描いてて、観てる人も、「んんんんん・・・。」と無理矢理意味を付けて解釈しないといけないような、広島風に言う「じゃけぇ〜何なん?」と言いたくなるような感じだが、このDOPPELさんのはそれとは全然違って確かな技術に説得力がある感じ。単純に「上手っっ!!」という印象。しかも、色が(多分)絵具の缶から何も混ぜず原色そのまんまの”青、赤、黄”というドぎつい色にもかかわらず全然ヘチョくない。朝青龍の顔のマチエールも、(多分)カラカラの刷毛に黒の絵具で面を捉えてて上手い事してある。しかも当り前だがライブでやってるのだ。次のタイミングは2/5と2/12だが、行けないなぁ〜。京都の人らみたいなので、ちょっと注目してみようかな。『Sony×FM802 You are the NEXT! Project「CONNECT!」Featuring DOPPEL』http://www.digmeout.net/next/doppel/『DOPPEL』http://www.doppel.to/

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