『選挙』

午前中寝てたら、選挙の世論調査とかいう電話で起こされる。。。もー!


みなみ会館
で映画『選挙』を観る。
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想田和弘監督が一人で撮影・編集、全てをこなしてるとのこと。
2005年、切手コイン商をしていた山内和彦さんが、ひょんなことから市会議員の補欠選挙に出馬することに。政治家の秘書経験もない素人がいきなり政治の世界に放り込まれたらどんなことになるのか。頭の下げ方から握手の仕方、色んなイメージアップの戦略(選略?)、はたまた奥さんの役割まで大変そうで、笑かそうとしてるんじゃなくて本気で選挙にのぞんでる人のドキュメンタリーなんだけど、面白い!
僕は、あまりというか全く政治的なことに疎いけど、巷の選挙運動を見てると選挙の時だけ良い顔してる様な、気持ち悪い笑顔に、独特の言い回しが逆に胡散臭く感じるけど、普通のトーンで話す方が説得力あると思うが(映画内でも偉い先生や有権者に訴える時より、素のトーンで本心を語ってるシーンの方が共感出来るし)、まぁ兎に角アピールして名前を覚えてもらうことが重要なようだ。何度も自分の名前を連呼して、この映画で何回”山内和彦”って言ってるかカウントしても面白いかも。偉い先生になるのに比例して、エエ声になってくようだ。
とりあえず、滑稽な裏側がおもしろかったし、”選挙運動”ってのがひいて観れて、今後、街頭演説や選挙カーで廻ってくる人らの見方(善し悪しは別として)が変わったかも。選挙前のこの時期に観れて良かった。
この映画アリだアリ。おもろいおもろい。

・『選挙』
・『選挙』予告編

『水都大阪2009』

その後、川沿いを淀屋橋の方まで歩いて”水都大阪2009”へ。
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”水都大阪2009”

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大阪市役所で、

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ヤノベケンジさんの、

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”ジャイアント・トらやん”的なモノを観たり。

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裏から。

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外に出て中之島公園を歩いてると、”ラッキードラゴン”って船があったり。

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船首に本人がいらっしゃいました。
”ラッキードラゴン”と聞くと、ベン・シャーン第五福竜丸のシリーズを思い出しますね。

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他にも色々楽しげなものが。

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どれも”それなり”じゃなく、本気でおもしろそう。

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夕方になると涼しくて気持ちいいですね。

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こんな感じで。

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で、10mのでっかいアヒルを観に来たけど、ないね〜。

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あら?コレか。聞くと調子が悪いようだ。残念。

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そんで暗くなってくるとそこら中のカラフルな紙袋に入ったロウソクに火が。

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これはアレですね〜。
と、気付いたら天満橋の方まで来てたので、また淀屋橋まで歩いて戻る。

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その後アメ村まで下って、新田桂一展を観たり、

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digmeout ART&DINERに中村佑介展を観に行くもウェディングパーティー的なので貸し切りで観れず。リアルに作品集買おう思ってたのに残念。
んん〜会期中にもう来れそうにないや。

その後、Nike大阪で3才さんwazzawallを観みて帰ってくる。
よう歩いた。

『堂島リバービエンナーレ2009』

その後、
谷口さんと別れて、ぶらぶら川沿いを歩いて堂島リバーフォーラムへ。

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第1回『堂島リバービエンナーレ』へ。

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おもしろいのから、どやねんって言うのまで色々でした。
多いような、アレ?もう終わり?なような後味。

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これはある作品を見るためにもらえた3Dメガネ的なもの。
その作品自体は置いといて、こういうアイテム的なモンもらえるのは嬉しいですね。

やなぎみわ展『婆々娘々(ポーポーニャンニャン)!』

その後、すぐ川を渡ったとこにある国立国際美術館へ。
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やなぎみわ展「婆々娘々(ポーポーニャンヤン)!」を観る。

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女性客が多い。95%ぐらい女子。
作品の方は、ん〜〜〜〜あんまかな。(あくまで個人的な趣味だけど。)
何か印刷物で観るのと展示されてるのを観るのとで、劇的な差を感じないというか。サイズの差はあるけど、本物を観ても「うわ!すげっ!」感はなく、観に来てる人はみんなキャプションのストーリーを必死に読んでる感じで。テーマ的に女子ウケするのかな。
特殊メイクやCGの感じは、普段から映画なんかで頻繁に観てるだけに、あんま驚きを感じないのかな?メイキング映像もながれてたけど、想像出来る範疇というか、普通だったし。(いや、あくまで個人的な見解ですよ!)
”ポーポーニャンニャン”って響きは、かわいくてイイと思う。

『ART OSAKA 2009』

大阪の堂島ホテルで開催中の”ART OSAKA 2009”を観に行く。
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”ART OSAKA 2009”

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国内外47の現代美術ギャラリーが堂島ホテルの各客室に、作品を展示、販売するというアートフェア。47室もあるので大変かなと思ったけど、サラっと観れる。作品も(モノによるけど)結構お求めやすいし、部屋に展示されてるので買う人も自分の部屋に飾った様子をイメージしやすいかもしれませんね。各部屋各ギャラリーによってクーラーがんがんに効かせてたり、常温だったり、カーテン開けてたり閉めて暗くしてたり。入ると「いらっしゃいませ〜」や挨拶をしてくる感じの良いとこや、入っても「どうせ買わないでしょ」的な無反応で強気なところもあり、同時にその差が見れて面白かったかな。何回も部屋を出たり入ったりする行為もデジャヴの様な不思議な感覚で楽しい。
コレクターじゃなくても、普通にこういうとこに作品買いにくるのも良いですね。

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図らずも、digmeoutの谷口敏腕プロデューサーと遭遇。
ビールをご馳走になる。

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昼間っから呑むビールは、ンマい!たまりませんね!
この日、”ART OSAKA”以外にもイベントがてんこ盛りあって大変だ!

『I LOVE 吉祥寺』

『アンを探して』宮平貴子監督、東京の某中央線沿線在住とのことで、吉祥寺にしか置いてないフリーペーパー『I LOVE 吉祥寺』ってのを採取してきてくれないか?と無理強いして頼んでたものを頂く。

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そう!楳図先生が表紙なのだ!

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しかも3部もね!(観賞用・保存用・布教用)
これは嬉し過ぎる!監督ありがとう!


そして、
昨日の試写会、偶然にも前の席がデザイナーの横山キック氏だったので、
映画の感想なんぞ言い合ったりしつつ、2人で呑み(1×1)に。
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監督が沖縄出身ということで、口が沖縄の口になっちゃったので沖縄料理を食べに。(カナディアン料理ちゃうんかよ!)

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オリオンで乾杯しつつ。

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色々近況報告しつつ、映画話しつつ。激論が繰り広げられたのでした。

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もずくの天ぷらやフーチャンプルなんか食べつつ。
あ〜〜沖縄行きて〜〜!!

『アンを探して』

宮平貴子 長編初監督作品『アンを探して』の試写会に行く。おおお〜〜!!

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『アンを探して』

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京都某所にて。

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こちら宮平貴子監督。(あ、サインのひとつでももらえばよかったかな)
クロード・ガニオン監督の映画『Revival Blues』でカメラアシスタント、『KAMATAKI-窯焚-』で助監督を務め、今回満を持しての初監督作品。
「アンを探して」のストーリーはこちら>>

どの程度内容に触れていいのか難しいけども、「赤毛のアン」の映画って感じじゃなく、「赤毛のアン」からインスパイアされた全く新しい話。少女・杏里の劇中内の成長と、役者・穂のかさんの成長と上手くリンクしててそこも見所かな。僕自身「赤毛のアン」を読んでないけど、楽しめるし逆にこれを機に読んでみよかな。

さらに、劇中で主人公・杏里が絵を描いてるんだけど、その絵をあの、あの大槻香奈さんが描いてて絵のクオリティ高過ぎです。杏里の心情と大槻香奈さんの世界観も合ってて正解ですね。

主題歌は実姉でもあるjimamaが担当。姉妹で凄いですね。
映画はオールカナダ(プリンスエドワード島)ロケの、カナダカナダしてたので、沖縄沖縄したjimamaの声で合うのかなぁ〜?と思ったけど、合いますね〜!合わしてきましたね〜。泣かしますね〜。
東京ではシネカノン有楽町1丁目で今秋公開されるそうで、関西での公開はまだ未定だけど、まだ劇場に観に行きたいもんだ。

・『アンを探して』公式サイト
・『アンを探して』公式ブログ

『宇野亜喜良 展 -憂鬱な少女たち-』と『pepper』

寺町二条を東に入ったところにある延寿堂ギャラリーSophoraというとこで開催中の宇野亜喜良さんの展示「憂鬱な少女たち」を観に行く。

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「憂鬱な少女たち」

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これはDMだけど、これ系のハガキサイズのドローイングの原画の展示。
絵皿やカップ&ソーサ浴衣なんかも売ってて、カッチョイイ。
30日にはライブペイントされるそうですよ。行けないけど。


その後、
恵文社のアンフェールへ。
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研究所の先輩のmasaco.さんのグループ展「pepper」を観に。
服飾やアクセサリーの展示。どれも良い仕事されてました。

アスリート。

世界陸上にしろバレーにしろ、凄い研ぎすまされてる人達の戦いを観てると、自分は何てぬるいんだと思いますねぇ〜。もっと研ぎすまさんといけませんね。

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陸上のゴール判定のカメラって、1秒間に2,000枚撮れるとか。
多すぎてもう意味が分かりませんね。
でも、陸上以外でもその機能を使っておもしろそうな作品とか創ったり出来そうですね。

『小説すばる』9月号 最終回

『小説すばる』9月号(8月17日発売分)の中場利一さんの連載小説
『僕と健太と七海の最後の祭り』の挿絵を描かせてもらいました。
今号で、堂々最終回です!!

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『小説すばる』9月号

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こちら、原画をチラっと。提灯がぶら下がってますね。

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”夏。もう祭りまでのカウントダウンが始まっている。でも、燻るヤマトと七海の関係。どうしたらいい—。”
岸和田ビルドゥングスロマン、堂々の最終回!迫真のラストを見逃すな!!

『小説すばる』
9月号8月17日(月)発売。定価880円(税込)