『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』

女子バレーの韓国のエース、10番のキム・ヨンギョン選手イイっすね〜。
ちょっとタイプです。美人というよりカッコイイ感じ。同性のファンが多そうですね。まだ21歳とのことで、ボーイッシュな感じからもっと洗練されてキレイになってかはるんちゃいますかね〜。
9月から日本でプレイするそうで気になる存在です。


そして、
『ヤン・シュヴァンクマイエル コンプリート・ボックス』ラスト1本。
『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界 -幻想と悪夢のアッサンブラージュ-』を観る。
20090815.jpg
これは、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品というよりは、『アリス』『悦楽共犯者』『オテサーネク』の舞台裏や、ヤン&エヴァさんのロングインタビューなんかが収録されたドキュメンタリー。こういうクリエイターのドキュメンタリーは良いですね。作品が神過ぎるだけに現場やどんなノリなのか分かって。観てるこっちもモチベーション揚がるし。
これは最後に観るのが良いかも。で、観終わったらまた最初から全作観返すみたいな感じですかね。
あああ〜〜、チェコ行ってみて〜な〜。韓国も。あ、ポーランドも。

『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』

『LUNACY』

おわ!井口昇監督のドラマ『古代少女ドグちゃん』ってのが、10月からMBSで始まるみたいじゃないですか。関西に住んでてよかったぁ〜!
妖怪退治コメディとのことで、井口監督特有の”いやぁ〜〜ン”な、演出、怪演っぷり大好き(男子はみんな好きだと思う)なので、こりゃ楽しみだ!特殊造形は西村喜廣さんだし。キャストも良さげだし。
関連記事>>


そして、真打登場ということで、ヤン・シュヴァンクマイエル
『LUNACY ルナシー』を観る。
20090814.jpg
これも凄いですね。感想は前観た時のblogを見返してみたら同じ印象だったので、そっちを。
文明や社会、芸術に対しての風刺が込められた作品。ね。
今回メイキングがちょっと付いてたので、誰が正常か分からない本編(全員狂ってる)に対して、ちょっと救いというか、素面(しらふ)な出演者・撮影陣(が、監督の意思は強い)が、何とか現実に引き戻してくれる感じだ。ほんと、メイキングちょっとしかなかったけど。
この映画はチェコで2005年11月に公開されてるんだけど、美術や衣装と担当してた奥さんのエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーさんは2005年10月に亡くなられてしまってるんですが。これまでの作品にも頻繁に登場してたあの独特のタッチ、好きだったんですけどねぇ。う〜〜ん。

・『LUNACY 』
・『LUNACY』Trailer

『マン・オン・ワイヤー』

昼ドラ『夏の秘密』杏子疑惑消えましたね〜(まだ信用できない?)。で、次に怪しいのが龍一さんだけど、残り2週あるからこの人も違うのかな?何か薬を飲んでたけど、あれは犯人の伏線ではなくフェイントの伏線なのかな?となると、あの紀保さんが好きなマカロンを買えそうな人はいなさそうな。。。あと、殺されたみのりさんのお守りに入ってた今は使われてない謎の電話番号とそこに記されたイニシャル”S”なんですが、名字もしくは名前のイニシャル”S”の人が多過ぎで特定出来ない。加賀先生(修司=S)もしくは柴山セリ(S.S)か。セリには犯人にはなってほしくないし。。。
けど、このドラマ、後付けで秘密(動機)を1枚載せれば誰でも犯人に出来る感じだから、最後まで分かりませんね〜。なんやかんやで、まんまと気になってるじゃないか〜。

みなみ会館『マン・オン・ワイヤー』を観る。
20090813.jpg
1974年にニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーに鋼鉄のワイヤーを張って綱渡りをしたフランスの大道芸人フィリップ・プティのドキュメンタリー。新崎人生の拝み渡りとは大違いだ。

当時の映像、再現映像、当事者たちの証言を交えてと言う構成なのだが、フィクションじゃなくリアルに起こったことで中々ドキドキする。犯罪行為ということで、いかに見つからないように、かなり前からシュミレーションや練習を繰り返して挑んでて、まるで、銀行強盗でもやるみたいなハラハラ感。まぁ、本人が生きて証言してるから成功したということは分かるし、安心っちゃぁ安心して観れるけど。
っていうか、綱渡りを当たり前に自然にやり過ぎてて凄さを忘れてしまうけど、普通に技術的に凄い。また、当時の写真もカッチョイイし、今はなくなってしまったツインタワーの建設前からも観れて貴重な感じかな。
当然僕は生まれてないけど、当時の日本での反応がどんな感じだったのか気になる。

『マン・オン・ワイヤー』
『マン・オン・ワイヤー』予告編

『オテサーネク』

稲川淳二の怪談をBGM代わりに作業してる今日この頃です。
特に深夜ね。怖いけど。


で、ヤン・シュヴァンクマイエル『オテサーネク』を観る。
これも名作(全部じゃねーか)ですね。
20090812.jpg
チェコの民話”オテサーネク”にもとづく寓話。子供のできない夫婦が木の切り株を子供の様に育てていったところ、えらいことになってく話。
自然の木(実際監督達がどっかの林に何種類もの木を切りにいって)を凄い滑らかに激しく動かしてて、キャベツのシーンは圧巻です。
これまた”食べ物”や”食べる”シーンの多い映画。作品全般通して、一つの見せ場でありテーマ(監督自身の幼少期のトラウマ)でもありますね。

短篇『地下室の怪』のセルフパロディと言うかリメイク的なシーンがあったり。今回、連続で作品を観ていってるので、色々気付くことも多い。
前作『悦楽共犯者』で警官役だったヒゲの男が父親役(スープの中にクギが入ってた演出は、その遊びなのかな?『ファウスト』の最後に出てくる警官も似てるけど、同一人物?別人?『Lunacy』にも確か出てたよね)で出てたり、本屋の店員の男が、今回警官役で出てたり。で、今『ファウスト』を観返してみたら、ラストシーンに出てくる男は、『悦楽共犯者』のニワトリの男(ボウズで後ろ毛の一部だけだ長い男)が登場してて、『ファウスト』の次作『悦楽共犯者』にリンクしててビックリ。おおお〜〜〜。って言葉ではややこしくて伝わらないかな。
奥さんのエヴァさんのアートワークもたまりません。

・『オテサーネク』Trailer

『悦楽共犯者』

井口昇監督の『ロボゲイシャ』日本版予告編が解禁されましたね!
主題歌が入ると、急にメジャー感が出ますね。
木口亜矢さんの最後の「映画館へおいでやす〜」のイントネーションが疑問形なのが、逆に良いです。ああ〜〜、早く観たいですね。

・『ロボゲイシャ』海外版予告編

・『ロボゲイシャ』日本版予告編


そんなわけで、再びヤン・シュヴァンクマイエル強化月間?ということで、
『悦楽共犯者』を観る。
20090811.jpg
これも大好きな映画で、当時VHSが欲しかったんだけど、1万5〜6千円位してかなり悩んだ覚えが。良い時代になったもんだ。
フェティシズム自慰器具作りに取り付かれた6人の男女の話。
6人それぞれが人目を避け、自身の欲求を満たす装置を作るんだけど、その6人が色々繋がったりしつつ。短篇『対話の可能性』の”不毛な対話”じゃないけど、ミックスされるとこがユーモアでありメッセージ的でもあり。
古武家賢太郎さんの作品集『START』に出てるニワトリの頭の男は、この映画の1シーンですよね。

・『悦楽共犯者』

『サマーウォーズ』

昼ドラ『夏の秘密』、残り3週あるにもかかわらず、この時点で犯人が諏訪杏子なんじゃねーの?的空気。ってことは違うのかなぁ?このドラマの演出的に、今までそんな素振り(そぶり)全く見してなかった人が、後付け的に秘密が出てきたりするし。。。
まぁ〜、このドラマの話的に犯人探しがメインでなく紀保さん伊織さんの関係がどうなってくのか的なところなんだろうけど。とりあえず2週残しつつも、今週金曜あたり犯人は杏子だった的なことになりそうな気もするが。
急におもしろキャラになった柏木さんと杏子との仲が上手いこといったら、逆にお似合いだと思うんだけどなぁ〜。


で、『サマーウォーズ』を観る。イオンシネマ久御山に初めて行く。
20090810.jpg
うん。おもしろかった。あんな憧れの先輩とあんなシチュエーションなら、
そらそんなもんね〜。いいなぁ〜。
大家族のキャラクターの描き分け・設定もさることながら、みんながそれぞれ活躍して良いですね。全ての年代・客層にウケる感じ。安心して観れる。
『時をかける少女』(真琴役だった仲里依紗さんも今回出てましたね)もそうだけど、細田監督は”夏”!って感じですね。アニメ界の蝶野(夏男)です。

『サマーウォーズ』
『サマーウォーズ』予告編

「よろしくお願いしま〜〜〜す」って言いたくなりますよね。

『色即ぜねれいしょん』

女子バレー、韓国のキム・ヨンギョン選手美人ですね〜。美人と言うかカッコイイ感じ。体型もカッコイイし、ちょっとタイプかも。
っていうか、会場が日本の場合、変なアイドルがオープニングで歌とか歌うけど、世界大会での自分の国として恥ずかしいよね。。。
あと、変なキャッチコピーつけられるの嫌ですよね。”なんちゃら姫”とか”ミラクルなんちゃら”とか。。。聞いてる方が恥ずかしくなるよね。

『色即ぜねれいしょん』を観る。最近MOVIXづいてます。
20090809.jpg
みうらじゅんの自伝的小説の映画。監督は田口トモロヲさん。脚本は向井康介さん(「青い車」と「神童」以外全部観てて、DT映画に個人的に定評がある)。
感想は、前に試写会で観せていただいた時ので。

ヒッピーの家庭教師にしろ、ヒゲゴジラにしろ、アウトローなアニキ的な人に惹かれちゃう感じ凄い分かる!そういう熱い感じ!
映画からそれるけど、自分の今までのことを振り返ると小中高と美術の先生はアウトローな人が多くて、それに惹かれるし美術の時間が毎週楽しみになるし。やっぱ社会的にちゃんとしてる人より、アウトローな人の方が面白いですよね。そんなことを思い出したり。
『アイデン&ティティ』
はだいぶカッコつけ過ぎな気がするし、個人的にはこっちの方が好きかな。個人的に『SLAVE OF LOVE』を映画化して欲しいです。

20090809b.jpg
ほんで、パンフレットですよ。
この画像のは、先日ガケ書房で買った”「色即ぜねれいしょん」映画鑑賞券+非売品公式本”なる謎のものなんだけど。。。
今日映画を観終わって売店にパンフレットを見に行くとサンプルは表に出てなくてガラスケースの中に、これと同じ表紙のがパンフレットして売られてたんだけど、これやっぱ別モンなんですかね?
何か買っちゃって、家帰って「おぇーーっ!一緒やんけ!!」ってなってるパターンも凄い想像出来るし。。。
推測するにガケ書房で買ったのはプレス用的なので、表紙が一緒だけど若干中身が増えてるとかなのかな?

20090809c.jpg
ちなみに、これは別の映画なんだけど、『エコール』のパンフレット。
市販の物と、プレス用の物、外観はちょっとの差しかないが、市販の方が若干厚みがまして、モノクロの部分がカラーになってたり。あとは有名人のコメントが足されてる感じ。ということで、これは比べるから分かるけど、単体だ違いが分からない。
で、今回の『色即ぜねれいしょん』のも、この程度の差なのかな?有名人のコメントが増えるとかなら、そんなのいらないけど。ん〜〜〜、現場に持ってって比べるわけにもいかないし。。。ま、買わんでいいよね。

『色即ぜねれいしょん』
『色即ぜねれいしょん』予告編

京都五条坂陶器まつり2009

五条坂でやってた陶器まつりを観に行く。
20090808a.jpg
こんな感じで、五条坂の両サイドに全国の色んな焼き物が。

20090808b.jpg
エエ感じの鉢がないかなぁ〜と思ってきたんだけど。

20090808c.jpg
ん〜〜、「コレや!」っていう、理想のモンには出会えなかったかな。
鉢じたいがあんまなかった。。。

20090808d.jpg
偶然近くに住むフォトグラファーのK氏に出会したり。

20090808e.jpg
〜8/10(月)までみたいですよ。
サイトを見たら、なんと夜11時までなんだって。へぇ〜〜。

『琵琶湖大花火大会』

昼ドラ『夏の秘密』なんやかんやありながら犯人探しで第50話まできましたね。
もう、こっから新しい人は出てこないだろうし、犯人は諏訪杏子だな、きっと!前に、あの町の近くに住んでたことがあるみたいなことをポロッと言ってたし、その殺された吉川みのりと杏子が実は幼なじみだって、龍一さん紀保さんの仲を裂くために、紀保さんに憧れるみのりに、杏子がマカロンを食べさしたと!とみたね!
ほんで、最後は紀保さんと伊織がくっつくと!
そして今まで一度も顔が映ってない殺されたみのりの顔出しはあるのか?!
というとこですかね。

”2009 びわ湖大花火大会”を観に行く。
20090807a.jpg
おお〜〜〜!

20090807b.jpg
わ、何か色盲検査みたい!

20090807d.jpg
『発狂する唇』のオープニングもこんなんだったよね。

20090807c.jpg
巨大な球体が迫ってくると、エヴァを観た後なので何か落下してくる使徒を連想しちゃいますね。手で受け止めるやつ。

20090807e.jpg
何かえらいことになってますね。

20090807f.jpg
ね。

20090807g.jpg
下が湖だから、映り込みも楽しめると。

20090807h.jpg
ね。

20090807i.jpg
こんなんや、

20090807j.jpg
こんなんがあったり。

20090807k.jpg
うん。

20090807l.jpg
ね。

20090807m.jpg
まぁ、特にコメントはないんだけどね。

20090807n.jpg
うん。

20090807o.jpg
ね。

20090807p.jpg
な。

20090807q.jpg
これは花みたい。

20090807r.jpg
これは花瓶に生けたヒマワリみたいですな。

20090807s.jpg
まぁ、そんな夏らしいイベントにも参加しつつ。
写真撮りまくったので。(三脚なしで、よくがんばった!)

『ファウスト』

『色即ぜねれいしょん』が8/8〜関西地区先行公開されるんだけど、
”前夜祭上映イベント”とかで8/7に舞台挨拶があって、それ専用のチケットが¥2,000で発売されてるじゃないか!!
こちとら、タワレコ限定特製カセットテープ付き前売り券を買い〜の、この前売りは、カセットテープの歌詞書く紙になってるから、もぎられるの嫌やからコレは使わずにまた別で券買って観に行こうと思ってたところ、ガケ書房に、”劇場鑑賞券付き非売品パンフレト”が売ってたので、まあ〜、どうせまた券買って観るつもりやったから良いやと自分を納得させつつ買ったのに、ちょ、おま・・・ここへきての舞台挨拶チケットて!おいおいおい、どんなけチケット買わすねん!!!って感じだけどスケジュール的に無理なので、いいや!コノ野郎!!


ヤン・シュヴァンクマイエル長篇第二弾『ファウスト』を観る。
20090806.jpg
前に観たのがかなり前で、内容をあんま覚えてなかったので新鮮な気持ちで観れたけど、おもしろいコレ!イイねぇ〜。
最後は全部がつながるし、おおお〜〜ってなる。
ファウストとかメフィストとか魔法陣とか、悪魔くんを思い出したり。
汚いおっさんやじじいが、演じてるのが味わい深くてイイですね。
劇中に登場する悪魔の使い的な男の一人が、”フード(Lunch)”のキレイなスーツの男と同一人物だった。あと、これは確認しようがないけど、奥さんのエヴァさんがカメオ出演してません?街のシーンでチラッと。

悪魔たちも木彫りの人形ってビジュアルもあるけど、結構コミカルで良いヤツだし。ちょっとドリフの早着替えコント(一人何役もやって表で呼ばれるたびに裏で着替えて的なパターンの)的な要素もあったり。
ヤン・シュヴァンクマイエル作品全般的に”食べ物”や”食べる”シーンが多いけど(これはヤン・シュヴァンクマイエル自身の子供の頃痩せてて無理矢理施設で食べ物を食べさせられたトラウマらしいけど)、劇中に出てくる”食べ物”、ちょっとエグくてこってりしてるけど妙に美味そうですよね。ヒゲにつけながら食べてみたいかな。ビールも美味そうだし。

『ファウスト』(1994年)
↑1シーンだけど。