『グエムル-漢江の怪物-』

”1月4日はプロレスの日”ってことで、1・4東京ドーム大会、テレ朝では1時間番組あるみたいだけど、ABCでは放送ねーのな!まぁ、”美人時計”は一応観るけどな。(テレビにしちゃうとダメな気がするけど)

※追記:おえ!テレビ版”美人時計”観たけど全然アリじゃないか。いらん味付けしてなくて良い。ちょっ、分かってまんがなぁ〜。深夜のBGVに最適。アリアリ。


ポン・ジュノ
監督の『母なる証明』がおもしろかったので『グエムル-漢江の怪物-』を観る。『殺人の追憶』も観ようと思ったら、過去に観てたは。
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『グエムル-漢江の怪物-』(2006年/韓国)


他の怪獣映画だと、怪獣の全貌を中々見せずに期待感や恐怖心を煽るけど、これは結構ど頭から惜しげも無く全貌を見せっぱなしで潔いですね。ポスターや予告の派手なシーンもクライマックスの見せ場かと思ったら冒頭シーンだったし。
ネットで調べると盗作だったり反米だったりするみたいだけども、それは置いといて。韓国映画は黒の使い方、コントラストのつけ方はまた独特で怖いですね。墨の様な黒というか、日本の墨とも違う青系の冷たい黒。場面にもよるけど、血を黒で表現したりしてるし。それにポン・ジュノ監督作品は、全般的に良い人悪い人関係なく誰が生き残って誰が死ぬか予想出来ないのでエンターテイメント的に良いですね。
あと、ペ・ドゥナも出てるじゃないの。ソン・ガンホもよう目にするね。

・『グエムル-漢江の怪物-』
・『グエムル-漢江の怪物-』予告編

『ダンプねえちゃんとホルモン大王』

その後、藤原章監督『ダンプねえちゃんとホルモン大王』を観る。

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『ダンプねえちゃんとホルモン大王』(2009年/日本)


この日は藤原監督とダンプねえちゃん役の宮川ひろみさんの舞台挨拶があったのだけど、上映前(『ライブテープ』上映時すで居たかも?)に僕は一番前の席に座ってたら、後ろの席に藤原監督っぽい人が普通に座ってるなぁ〜と思ったら、本人だった。あと、おっさんばっかりの中にキレイな女性が観に来てるなぁ〜と思ったら、宮川ひろみさんだった。劇中のダンプねえちゃんは、べらんめい口調でかぶく男っぽい感じなんだけど、宮川ひろみさんご本人は華奢で女性らしい方でした。当たり前だけど。

藤原章作品を今回初めて観たけど、中々ビックリするね。
何ていうか、上手く説明できないけどテントさんを観てるような感じ?
上映終了後のトークで言ってらしたけど、どや?おもろいやろ!的にガツガツ笑かしにかかってくるんじゃなくて、一生懸命誠実に自分がおもしろいと思うこと、やりたいことを詰め込んだらこんなんなりました的な感じ。
アッサンブラージュ映画とでも言うべきか。例えば藤原監督が家族旅行で沖縄に行った時に撮った戦闘機や子供の映像素材なんかを映画の中に入れてたり、(これは結局本編では使われなかったけど)永六輔さんの公演会に行って、永六輔さんが喋ってるところを背に(無断で)役者さんにうなずいたりする演技をささて、悪の総統が喋ってるシーンにしようと隠し撮りしたり。ギリギリアウトなことやってる裏話が、おもろかったです。
あとは、本筋はあるものの、役者さんと話ながらどんどん変えてったり、スケジュールも週1や月1ぐらいで集まっての長期の撮影であったり、撮影日数に追われたり気にする事ない製作スタイルが贅沢でもあり、ザ・自主映画!って感じでした。デモ田中さんも出てるし、井口監督もカメオ出演してるよ。(あ!そうだ、『ロボゲイシャ』1・30〜みなみ会館上映決定したそうだ!!やったね!!)

そして、監督の包み隠さない控えめなトークや人柄(けど芯はある)も良かったです。観客から痛いところを突かれると効いてる顔をするし、おもしろかったです。貴重な存在だと思います。となると前作(三部作)『ラッパー慕情』『ヒミコさん』も俄然観たいですね。


・『ダンプねえちゃんとホルモン大王』

・『ダンプねえちゃんとホルモン大王』予告編
・決闘の練習花くまゆうさくさんが柔術指導)
・藤原章監督インタビュー

『ライブテープ』

PLANET+1で、松江哲明監督最新作『ライブテープ』を観る。

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『ライブテープ』(2009/日本)


ミュージシャン・前野健太さんが吉祥寺の街を全16曲弾き語りしながら歩いたのを1カットで撮ったライブ・ドキュメンタリー映画。
前々から色んな記事や松江監督の話から、74分1カットでずっと弾き語りの映画ってどうなんやろ?どうい意図で、どういう意味があるんだろ?って感じで成立するのか?と思ったけど、うん良かった。前野健太さんのファンになるね。ボブ・ディランのような井上陽水のような。二胡とギターが以外に合うね。
16曲1カットで終わり!な感じなので、観終わった後に意図だったり、撮影時の状況がどんなだったか聞きたい(調べたい)感じ。
あ、1/4に松江監督と前野さんの舞台挨拶あるみたいですよ。

・『ライブテープ』
・『ライブテープ』予告編

『ピョコタン・プロファイル』

明けました、おめでとうございます。
毎年のことだけど全然新年感がないね。2009年の13月が始まったにすぎない的感じ。

『片腕マシンガール』『hajiraiマシンガール』ヨシエでお馴染みの
木嶋のりこさん主演『ピョコタン・プロファイル』を観る。
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『ピョコタン・プロファイル』(2008年/日本)


おもろかった。コメディであり、感動的でもあり、萌え系でもあり、SFでもでもあって不思議なジャンル。途中アニメーションもあったり。低予算だけど、演劇を観てるような感じというかセリフやキャラが結構練られてて好き。そこらのアイドル映画とは違いますよ。
木嶋のりこさんのキャラがヨシエ的(独特なセリフ回しに、一昔前のアイドル風リアクション)でたまらないし、ヨシエファン必見ですは。その木嶋のりこさんは紅しょうが好きキャラで、僕も紅しょうが好きなのでたまりません。
ピョコタンもタオル生地で気持ち良さそうだし。アリです。

・『ピョコタン・プロファイル』
・『ピョコタン・プロファイル』予告編

『猫目小僧』

楳図かずお原作・井口昇監督『猫目小僧』のDVDを購入。

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『猫目小僧』(2006年/日本)


これは以前観てるんだけど、当時は楳図かずお原作作品として観てて、井口監督という認識はしてなかったんだけど、今改めてみると、井口監督らしさがふんだんに入ってますね。しかも、当時認識してなかったにも関わらず、登場する女の子が滑稽なセリフや演技にグッときてたんだけど、滅茶滅茶井口ワールドじゃないですか。食パン投げるとことかたまらない(『卍』でもご飯粒とほうれん草を踏んだり。ちょっと観ないと分からないと思うけど)。アリです。

・映画『猫目小僧』楳図かずお×井口昇 舞台挨拶

『ぜんぶ、フィデルのせい』

『ぜんぶ、フィデルのせい』を観る。
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『ぜんぶ、フィデルのせい』(2006年/フランス・イタリア)


うん、良かった。主人公アンナが常に仏頂面で可愛らしい。弟も可愛い。
終止子供目線(アンナから見た大人の世界、学校での友達関係等)で、大人になってから観ると、そういうことあるよなぁ〜と思ったり。”ヒゲの革命家”の父親やその仲間もコミカルで良いね。

・『ぜんぶ、フィデルのせい』
・『ぜんぶ、フィデルのせい』Trailer

『舞妓Haaaan!!!』

前にテレビでやってて録画してた『舞妓Haaaan!!!』を観る。
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『舞妓Haaaan!!!』(2007年/日本)


テンポが凄い早くて、中々おもろかった。
阿部サダヲの役作りが完璧。役者としてのスキルを再認識。京都が舞台ということで、実際にある場所と架空の場所が分かっておもしろい。

・『舞妓Haaaan!!!』
・『舞妓Haaaan!!!』予告編

”極太メンマ”

個人的にメンマが好きなわけで、ボリボリ腹一杯食ってみてぇ〜なぁ〜、
と思って”極太メンマ”を買ってみる。

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業務用で1kgあるけど、多っ!!約140本入ってんだって。

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おおお〜〜!太っといね。

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この”手に持てる”感がね、何か嬉しいよね。
これでもまだ半分以上ある。多いなぁ。

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これでジェンガ出来そう。

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けど、なんぼ好きでもそない一度に量食えるもんじゃないね。5本くらいで満足。ラーメンに2〜3本入ってると、もっと食いたくなるけど、あの量は理に適ってると言うことを再確認。何事も程々にと言うことだね。とは言え後引いて、ついついつまんじゃうんだけど。
旨味と歯ごたえがあるから色んな料理に使えそうだは。うん。

・極太メンマ動画(BGMが何かプロレスの入場曲風だ)
・メンマ通販サイト(穂先メンマも美味そうだね)

”プリンツ21・2010・春”

お!プリンツ21の最新号が、楳図かずお特集だ! 20091226a.jpg
”2010年・春号”

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ちなみに↑コレは、2001年冬号の楳図かずお特集号。もう10年経つのか。
草間彌生さん(水玉)と楳図先生赤白ボーダ−)の競演だ。
ってなわけで最新号、色々盛り沢山です。


あと、
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フジファブリックの志村さんの訃報にビックリ。ね。
DVD観返そ。

『さくらいはじめ展”日常の他人事。”』

LPジャケ展で一緒だった、さくらいはじめ君の展示を観に天満橋のGallery SPOONへ。

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『日常の他人事。』

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可愛らしいデフォルメされたキャラだけど、社会風刺というか現代社会の闇を浮き彫りにした作品たち。上手いなぁ〜と思いました。BGMがFM802なのが微笑ましい。

その後、
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大川のでっかいアヒルが復活してるとのことでチラッと観に行く。

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お、いたいた。

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でっかい。

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ゆらゆら。

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お、雪だるまもおるな。

『古代少女ドグちゃん ドキドキパック上』DVDほいきたドキ〜!!

”ドグドグ、ちゃんちゃん〜、ド〜グちゃんちゃん♪”と言うことで、
『古代少女ドグちゃん』ついに最終回でした。中々切ないラスト。
こう言う人間じゃない系の人(宇宙人、未来人、異世界人、超能力者とか)は、切ないッスね。映画も楽しみだし、是非2期も作って欲しいです。

そんなわけで、
『古代少女ドグちゃん』DVD上巻が出ましたよ。(第1〜6話収録)
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『片腕マシンガール』に次ぐ、江口寿史さんのイラストですよ〜。

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何かグッとくるな思ってたら、あ!『聖闘士星矢』の聖衣(クロス)だ!
土偶だから、セラミック・セイント?

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イイっすね。

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ポストカードやら色々ついてます。たまりませんね。
井口作品の魅力として、本編もだけどメイキングやコメンタリーがまたおもしろくてイイんですよね。
そして、何よりドグちゃんがカワイイ!谷澤恵里香さんのキャラクター、演技が完璧で、奇蹟のキャスティングです。元々タイプな系統の人ではなかったんだけど、このドグちゃんはカワイイ!完璧です。
あと、柄本時生さんは、柄本明さんの息子だったんですね。知らなんだ。
誠役の窪田正孝さんと言えば、8chの昼ドラ『Xmasの奇蹟』があと3回で最終回で、こっちも目が離せませんね。

・『古代少女ドグちゃん』オフィシャルサイト
・『古代少女ドグちゃん』MBS公式サイト
・『古代少女ドグちゃん』番宣映像
・映画「きょーれつ!もーれつ!『古代少女ドグちゃんまつり!』

『THIS IS IT』

ユナイテッドシネマ大津『THIS IS IT』を観る。
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カリスマ性があるのに、謙虚で親しみやすい感じで共演者やスタッフから愛されててる感じ。完成型の本番がどんなことになったのか観てみたくなったし、ファンの人は逆に裏側のリハが観れて嬉しいんだろね。50歳でこの動きは凄いし、日本のMJと同い歳なんだよね。

・『THIS IS IT』
・『THIS IS IT』Trailer

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マイケルと言ったら、楳図先生と”天国対談”してるよ。
あと、『アンヴィル』も観に行かんとね。

たこ焼きパーティー的な。

我らが、”BATI – HOLIC(バチ・ホリック)”のたこ焼きパーティーが京都市内某所の事務所であったので、お邪魔する。

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京都の和太鼓・芸能集団”BATI – HOLIC(バチ・ホリック)”

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ちゅーことで、乾杯〜!!

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お!焼いてる焼いてる!

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女性陣がひたすら焼いてくれてます。楽器も出来れば料理?も出来ます!

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きっしーさん。キムチあり、チーズあり、お新香?(大根?)的な具ありと飽きさせません。焼きたてがどんどん盛られてきて、美味いッス!

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たこ焼きは良いねぇ〜、大阪人が生み出した文化の極みだよ。

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黒坂代表

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無駄に動かしてみる。
(あ!エンドレスで太鼓叩いてるのとかも作れそう)

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こっちも。

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後は、新スタッフのあんごんさん(屈強な男子)が、
こんな可愛らしいカボチャのケーキを作ってこられたり。

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う、美味いッス!

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そんなわけで、色々美味しく頂いたのでした。
僕は個人で活動してるだけど、こういうグループの感じもちょっと良いなぁ〜って思うよね。苦労もあるだろうけど。

・京都の和太鼓・芸能集団『BATI – HOLIC』
・『BATI – HOLIC』ブログ
・『BATI – HOLIC』PV

『アンを探して – Looking For Anne』

おわ!アニメの『君に届け』関西でも始まりましたね。イイっすね。
けど、何か”MONDAY PARK”とかいう別の3つのアニメが1番組になってるので、予約録画できねーーー!!(『君に届け』だけ録りたいのに、他の2つごとになっちゃうので、手動で録画するしかない。あ!手動で時間を打ち込めばいいのか!)目が離せませんね。もっかい原作読も!


そして、
宮平貴子監督初長編作品『アンを探して』が12/19〜、京都シネマ高槻ロコ9プラスシネマで公開してるので、京都シネマに観に行く。
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お!先日の二冠受賞の速報が出てますね。
ちなみに13:15〜の回は満席(満席の札が貼ってあった)だったみたい。
僕は18:30〜の回に行ったら8割ぐらい埋まってました。平日なのに凄い。

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こっちのポスターは監督の直筆サイン入りですね。これは自分の顔か?

で、映画の方は良かった!!
試写で1回観てるんだけど、監督本人も知ってるし、脚本も見してもらってたのでストーリーや結末も知ってたし、何か誉めなきゃ!的プレッシャーと、あまり良くない環境での試写だったのもあって正直その時は冷静に観れなかったんだけど、今回バッチリ客観的に観れた。ご祝儀コメントじゃなく、普通にグッときたし、後半手前とラストでウルっときた。1回目では分からないアンリ(主人公)の細かい心情や仕草が分かって、細かい演出してるなぁ〜って思った。(ボタン1コはずしたり、他にも色々)

そしてエンディングのjimama(監督の実姉。あ、誕生日おめでとう!)の曲が、また泣かしよりますね。(jimamaファン必見!)
そして、前にも描いたけど大槻香奈さんが劇中で使用される絵(アンリの描く絵)が結構な頻度で登場するんだけど、クオリティが高い!他の映画でよくある子供ダマしのちゃっちい絵(そこ重要!)じゃない!そしてパンフレットでも結構大きく扱ってて、『アンを探して』においての重要度や監督の評価具合が伺い知れますね。(大槻香奈ファン必見!)
と、あんま誉め過ぎるとウソ臭くなるけど、客観的に良い映画やなぁ〜と思った。マジでマジで。やるな〜、監督。

そして、映画後、京都シネマのトイレ(古今烏丸のトイレじゃなく映画館の奥の)に入ると、、、?!
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おわ!こんな薔薇の花が!(映画内で薔薇がてんこ盛り出てくる)
いつも花あったっけ?どうなんだろ?
これ、狙ってやってるんなら京都シネマさん凄いと思う!
そんな思いがけないサプライズ?があったり。

・『アンを探して』公式サイト
『アンを探して』Trailer
・『アンを探して』Official YOUTUBE
・『アンを探して』Twitter
・上映劇場情報

お見逃しなく!

色々と。

nakEd bunch楳図先生のコラボTシャツが出るんだって。
どういう経緯や?

今日は、
我らが京都の和太鼓・芸能集団「BATI-HOLIC」の打ち合わせがあったり。
良いアイデアが浮かんでおります。結構な量描かんとだめだけど。
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ワインが有名な店に行ったにも関わらずビールしか頼まず。
画像は、”ヒューガルデン ホワイト”ってベルギービール。
ちょっちフルーティー過ぎて、個人的にあんま好みではないかな。

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雲子のグラタンや、

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鴨と九条ネギのペペロンチーノ的なのを食べたり。(画像は直さんでし)
なんやかんや色々食べたのでした。っちゅ〜なんてことないブログだな。

おっと!宮平貴子監督『アンを探して』も始まってるよ!観にいかな!