『おくりびと』

前にテレビでやってたのを録画してた滝田洋二郎監督『おくりびと』を観る。
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『おくりびと』(2008年/日本)
盛り上がってる時期に観るのももちろんいいけど、時間経ってから観ると色んな情報抜きに客観的に観れて、うん良かった。題材や日本的な様式美など海外で受けるのも分かる。全体的にバランスもよくきれいに出来てると思った。
出てる人も嫌みがない人らばっかだし。結局2周観る。
話上、上手くいき過ぎな部分も「上手くいって良かったやん」って気持ちで収まりつくし。
山田辰夫さん(激シブだよね)も、峰岸徹さんももう亡くなられてるんですよね。

・『おくりびと』
・『おくりびと』予告篇

ボーリングと牡蠣。

スピカデザイン主催「第2.1回スピカ杯ボーリング大会」があったので出場してくる。
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ということで、心斎橋のROUND1へ。

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こんな、

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こんな感じで。

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こちら、お馴染みスピカデザイン井上社長
ラオウを思わすその勇姿ですね。

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こんな感じなわけで。

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その後、広島出身の井上社長自慢の牡蠣料理を堪能。

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ちょっと画像よくないけども。揚げたり焼いたり、

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炊き込んだり。もう料理法が思いつかないぐらいの牡蠣ずくし。

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くぅ〜〜、できる男は違いますねぇ。

とりと。

丸太町にある、とりとで大学時代の友人Mくんと焼き鳥を食ったりしつつ。
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とりと

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うん、美味い。

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映画やラーメンやチャーハンの話等で盛り上がる。

サッポロ一番は、何味か”問題で討論。彼は派で僕はみそ派。
僕的には、小学生時代がずっとしょうゆで、中学〜大学くらいまでで、それに飽きての今みそなんですよね。冬はみそが暖まると言うか。お湯少なめにして濃いめを味わいたい派です。
ちょっと前にカップで”みそ量2.5倍濃い味”あったけど、あれ嬉しいよね。
ここだけの話、高校生の頃、加藤紀子ファンだったんだけど彼女も当時派だったよね。(うわ、このビデオ持ってるし。ここだけの話)
って、まぁそんなとりとめのない話で盛り上がる。

『女の子ものがたり』

西原理恵子原作、森岡利行監督・脚本『女の子ものがたり』のDVDが遂に出ましたよ!3/3女の子の日に出すなんざぁ〜憎いですねぇ。
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『女の子ものがたり』(2009年/日本)


この映画は以前何気なく観て無茶苦茶ヤラれてしまって3回観にたのだけど、これが家で観れるなんて嬉し過ぎる。ちなみに感想は以前(1回目2回目3回目)ので。
そして、今回観たけどたまらんですね。小学生・高校生時代の役に無茶苦茶掴まれるから、後々凄い効いてきよるんですは。喧嘩するシーンとラストは号泣です。特典でメイキング的なのがチラッと観れたけど監督(屈強な男性)の演出だったり凄く厳しいんだけど、原作への愛情を凄く感じて中々信用出来る人だなと思った。

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特典で”思い出日記帳”なるものがついてたけど、まさしく中は白紙の日記帳フォーマットの枠組みのみで、あんま嬉しくないなぁ〜。特にブックレット的なものもない。もっと写真なんかのビジュアルブック的なのをつけて欲しかったかな。特典映像なんかもわりとあっさりだし。っていうか井口監督や西村監督系の”何もそこまでしなくても”的サービス精神旺盛特典(コメンタリー、メイキング、スピンオフ等)が凄過ぎるだけど、今回のこれが普通なのかもしれないね。
そういや、劇場ではエイベックスだったのに、DVDはポニーキャニオンになってるね。

・『女の子ものがたり』
・『女の子ものがたり』予告編


あと、↓観終わったあとに観るとグッとくるCM。
・「デジサポCM(地デジ娘)」←子供のなっちゃん。
・「花王 赤のケープCM(ジェットコースター実証篇)」←きーちゃん。

そして、みさちゃん役の高山侑子さんと言えば『戦闘少女』が楽しみですよ!

『コララインとボタンの魔女』

昨日は映画サービスデーだったので、ヘンリー・セリック監督
『コララインとボタンの魔女』を観に行く。
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『コララインとボタンの魔女』(2009年/アメリカ)


普段あんまキレイめなアニメは惹かれなくて、チェコ系の汚ったない方がグッと来るんだけども、予告編で主人公のコララインのキャラクターデザインがカワイかったので観る。イラストレーター・上杉忠弘さんがコンセプトアートを担当されてて元々の絵もイイし、この立体になった感じもカワイイですね。表情がイイ。吹き替え版だったんだけど、榮倉奈々さんの声もイイ。(って言うか普通に本人がカワイイ)
3Dのメガネはちょっと疲れるけど、だんだん改良されてくのかな。
最近のアニメーションは凄っげなぁ〜と思いつつ、DVD出たら欲しいかな。あと、フィギュアも欲っしぃなぁ〜。3つもいらんから黄色のカッパの欲しいかな。

・『コララインとボタンの魔女』
・『コララインとボタンの魔女』Trailer

「いえ、知らないの。多分、私は4人目だと思うから。」

と言うことで、取り急ぎ修理に出してたMacが帰ってきました。
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修理に出すの3回目で、またHDを新しいのに換えてもらいました。
すなわち初期化。もう大家族の家の出産になれた母親的な落ち着いたモンです。はい。もう焦りませんよ。

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あと、DVDのドライバーも換えてもらいました。
”Apple Care”は絶対入っとくべきですね。うん。

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元々、タイガーなんだけど、やっぱスノーレパードとかには、、、
なって、、、ねぇ〜か!ねぇ〜よな!なってないことぐらい知ってんねん。だって3回目やもん。
そんなわけで直ったぞ万蔵コノ野郎!!

『ヴィターリー・カネフスキー特集』

我らがみなみ会館ヴィターリー・カネフスキー監督三部作を観る。
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『動くな、死ね、甦れ!』(1989年/ソビエト)
『ひとりで生きる』(1991年/フランス・ロシア合作)
『ぼくら20世紀の子供たち』(1993年/フランス・ロシア合作)


『動くな〜』の続編が『ひとりで〜』で、『ぼくらの〜』は成長した二人を従えつつ、ストリートキッズや犯罪を犯した子供たちの少年院での様子等のドキュメンタリーで、この前2作の主人公だったパーヴェル・ナザーロフも現実社会で少年院に入っちゃってて、ドキュメンタリーなんだけど『ひとりで〜』のさらに続編の様な感じがした。全編通して感じたのは、主人公パーヴェル・ナザーロフはバカな男(役上も現実も)だなぁ〜と。ヒロインのディナーラ・ドルカーロワはエエ娘やなぁ〜という印象。前2作の役も可愛かったし、『ぼくら〜』でも凄い美人になってたし。

あと話的には、2人のイイ感じの話の合間に狂った全裸の人が出て来たり、ネズミに火をつけたり、豚を絞めたり。『変態村』を少し思い出したというか。ファンタジー的なことなのか精神的なことを表しているのか、中々ビックリするしグッと来た。あと、アフレコなのか動き以上に声がでかい!廊下で酔っぱらったおっさんが唄を歌ってたのだけどうるさ過ぎておもしろい。

ヴィターリー・カネフスキー監督はこの後、ドキュメンタリーを1本撮っただけで姿を消してしまったそうで、3部作目『ぼくらの〜』(93年)の後、今2人はどうなってるのか4部作目を撮って欲しいかったですね。

・『ヴィターリー・カネフスキー特集上映』公式HP
・『ヴィターリー・カネフスキー特集上映』Trailer


そして、我らがみなみ会館と言えば、
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去年開設された”みなみ会館大賞”の第2回が発表されてますね。
色んな映画人や著名な方にまぎれて、僕も2009年のベスト3(本当は4位まで書きました)を挙げさせてもらってます。一応みなみ会館で公開されたものだけで選んでみました。劇場に貼り出されてますよ。

みなみ会館以外で言うと、
『女の子ものがたり』が個人的には、2009年で一番だったかな。
あとは『不灯港』『母なる証明』(←今みなみ会館でアンコール上映してるよ)かな。


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「寺田めぐみさんの4コマもイイよね」

『吸血少女 対 少女フランケン』DVD

西村喜廣監督・友松直之監督『吸血少女 対 少女フランケン』のDVD出ましたね。感想は前劇場で観た時ので。
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『吸血少女 対 少女フランケン』(2009年/日本)


高橋ヨシキさんデザインのパッケージがたまりません。
そして、いつもながらメイキングからスピンオフからサントラまで付いて、このこれでもかというサービス満点な仕様も嬉しいですね。
内容はあってないような、一応つじつまは合わしてあるけど西村さんの大好きなものを詰め込んだ感じ。腕コプターや少女フランケンの最終形態、血飛沫が車輪やジェット噴射の様になる感じ等、絵コンテ段階のアイデアを実際形にしてるのが凄い。自分トコで造るからあれなんだろうけど。
友松監督のドラマ部分はあんまグッとこないかな。井口監督のセンスが好きということを再認識。

・『吸血少女 対 少女フランケン』
・『吸血少女 対 少女フランケン』 予告

『古代少女ドグちゃん ドキドキパック下』DVDほいきたドキ〜!!

そして、井口昇監督『古代少女ドグちゃん』DVD下巻がついに出ましたよ!
(第7話〜最終12話収録)
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『古代少女ドグちゃん』DVD下巻

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上巻についてたケースにようやく入れれることが出来ました。
これまた豪華な仕様に、メイキング、コメンタリーがたまりません。
そして、最終回切ない!!このドグちゃん役は谷澤恵里香さんで大正解ですね。これは神のキャスティングだ。他の人だったら、また全然違うキャラになってたと思うし。
この下巻は豊島圭介監督回が多かったんだけど、この監督のセンスも大好きだ。『幽霊VS宇宙人』観返そ!

そして、映画版『古代少女ドグちゃんまつり スペシャル・ムービー・エディション』が早く観たい!!


・『古 代少女ドグちゃんまつり』予告編
・『古代少女ドグちゃん』パイロット版

そしてコレ、凄いコラボ2ショット!>>

『Art meets Love(俗称、アート合コン)』

ひょんなことからdigmeout A&Dであった
”Art meets Love(俗称:アート合コン)”に参加することに。
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”Art meets Love”

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お、盛り上がってますね。

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マスターも正装です。

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ビンゴ的なのがあったり。

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”NPP”ことピロピロさんが居たり。

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参加者的にだいぶ若い感じでしたが、盛り上がっておりました。

『ファッションが教えてくれること』

シネマート心斎橋『ファッションが教えてくれること』を観る。
このシネマートの支配人さんと敏腕O谷さんは、元(今は無き)京極弥生座に居らしてて、行くたびに良くしていただいて恐縮です。

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『ファッションが教えてくれること』(2009年/アメリカ)


米版VOGUE編集長アナ・ウィンターを追ったドキュメンタリー。
思ってたほど悪魔悪魔してなくて、(もちろんカメラ回ってたり、チェックがあるんだろうけど)妥協しないという感じ。直接だとキツイだろうけど退いて見る分にはおもしろいかな。アナ・ウィンターを追ってるというよりは、VOGUEの特別号発売までの流れ、裏側が見れて良かったです。

・『ファッションが教えてくれること』
・『ファッションが教えてくれること』Trailer

ninoにおるよ。

その後、余韻を味わいつつ新町までぶらぶら歩いて、
”憩いまくりカフェ”ことninoへ。
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”憩うのオレは!憩いまくりたいの!”そんな気分だったのだ。

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お、やってる?

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そう、窓を覗き込んでみると、、、

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あっれ?!何か見覚えあるのがおるよ?!デジャヴ?!

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爽やかの申し子こと、ムーチョだった。なんとムーチョ「絵画の庭」展に行った帰りにninoに来たそうだ。シンクロニシティ!!

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そんなわけで、この日は暖ったかかったのでビールいちゃいますかということでいちゃう。「絵画の庭」展話で盛り上がりつつ。一々時計取るとこが、何か爽やかだ。

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野菜王子自慢のキュウリのピクルス的な浅漬け的なのをポリポリ頬張りつつ。小腹が空いたので”挽き肉入リ本格煮込みカレー”っての頼んでみる。

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前回、”新発想オムライス”にイイ意味で驚かされたのでね。
今回どんなモノが出て来るのか楽しみだ!

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お!来た来た。
あっれ?!んええっっっ?!そこには、またまた目を疑う光景か!!
え?あれ?何頼んだっけ?確かカレーだったよね?
そこには前回のオムライスに似た光景が!何穀米(多分10穀くらい)か忘れたけどご飯に目玉焼きを挟んでペースト状の物体。

最初、カレーをオムライスと聞き間違えて受けてしまい、玉子で包むのが出来ないから目玉焼き載せちゃえ!的な事なのか?!もしくは田舎モンだと思って馬鹿にしてるのか?!と思ったので海原雄山ばりにひっくり返しそうになったのだけど、そこは百歩譲って食べてみる。

は、はうぁ!!こ、こ、これは!!まま、まさしくカレー!!
カレー意外の何物でもない!!醤油が隠し味になっててよく煮込みまくられた旨味満載の本格煮込みカレー。そしてそして〜、半熟目玉焼きの黄身がご飯とルーの間を上手く取り持ってくれている。野菜がたっぷりなのも嬉しいし。このカレーのセットをおかずに白ご飯いけるぐらいの旨味。海原雄山ばりにひっく り返そうそうとした自分が恥ずかしくなる。

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拳(こぶし)をポキポキ鳴らしながらストレッチを始めたninoハットリさんと、危うく一触即発状態になりそうだったけど、カレーのマイルドさのごとく円く収まったのでした(別に上手く例えれてないよ!)。

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そんなわけでムーチョの顔が心なしか冷めてるけども。。。
右はお馴染み野菜王子。またまた長居してしまったのでした。
また他のメニューもいってみたいところですね。

木野下円「初個展(あっ間違えた初じゃないや、二度目だ)展」二度目。

その後、
”Mr.爽やか”ことムーチョとぶらぶらdigmeout A&Dへ。
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木野下円「初個展(あっ間違えた初じゃないや、二度目だ)展」二度目。
↑はうぁ!!特設サイトが立ち上がってるよ!

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お!絵増えてる!!映像も観れるようになってた!!

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まどっちこと木野下円さんもおるよ。写真撮り合いです。

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ムーチョも撮るよ。

そして、
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あっれ?S・Sマシンばりに”シマシマ”が増殖してるじゃないですか。
(ボーダーキャラを密かに定着させようとしてるCHO-CHANがこの場に居ないことを悔しがりそう)
そんな色々あった一日でした。

ひろせべに小作品展「けものみち」

西天満の雑貨屋さんで、ひろせべにさんが展示をしてたので観に行く。
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ひろせべに小作品展「けものみち」

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「カナリヤ」

べにさんの作品の方は、毎回新しい進化をしてて(前の状態でも凄く良いのに、どんどんタッチが変わっててそれがどれも良い方向に進化してて)引き出しの多さにため息しか出ない。
今回もお得意の粘土のこけし人形も、肉厚で丸みのあるシルエットになってたり、表面に塗ってるニスも新しく変えたそうでまた違う質感。おまけに豹や狸もいたけど陶磁器の様な、また新しい試みをしてて、またまたため息しか出ませんね。うん、イイ仕事してる。

べにさんと言えば、
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叡電の一乗寺駅に新しく”恵文社”の看板が出来てて、
それを描いてますね。

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イイ仕事してます。

『絵画の庭 ゼロ年代日本の地平から』

その後、ぶらぶら歩いて中之島の国立国際美術館へ。
『絵画の庭 ゼロ年代日本の地平から』を観る。
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国立国際美術館

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『絵画の 庭 ゼロ年代日本の地平から』

有名な人がいっぱい出展されてるんだけど、どれも凄い。
全部イイってことあんまないけど、全部良かった。絵の具でキャンバスに絵描きたくなったし、吸収するものが多かった。良かった良かった。

『やわらかい手』

サム・ガルバルスキ監督『やわらかい手』を観る。

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『やわらかい手』(2006年/イギリス・フランス・ベルギー・ドイツ・ルクセンブルグ)


うん、良かった。予告の印象だとコメディータッチだったし話のながれは全部分かるけど、観たらコメディーコメディーしてなくて終止マイナー調なギターが流れてて、その悲壮な感じが何か心地良くて、イイ。コメディーコメディーさしてたら(題材は別にして)よくある感じになりそうなんだけど、この悲しげな感じがおもしろい。ロンドン郊外の冬(クリスマス時期だったかな)の寒そうな色味も好き。同僚役のドルカ・グリルシュ、タイプかな。

・『やわらかい手』
・『やわらかい手』Trailer