『京都現世美術館2009』搬入。

明後日から始まる、『現世美術館2009』の搬入へ。
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禅居庵のお庭。

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禅居庵内某所。

昨日、「プロフェショナル 仕事の流儀」文化財輸送のプロフェッショナルの人のを観てたので、ちょっとその気分になったりしつつ。
床の間的なとこに展示したのですが、一段高くなってて、そこだけ基地的な、個室感?というか嬉しい感がありますね。我ながらイイ感じになったと思います。
個展じゃないので、そんな数は出せませんが、是非是非!ゼシ!
詳しくは↓

『京都現世美術館2009』

『ポチの告白』

昨日今日と、夜寒ぶいっすね〜。しまった毛布をまた出す。
そんで、みなみ会館『ポチの告白』を観る。

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わっ!おもしろいコレ!
全然調べずに劇場に入ったら、上映時間が3時間15分(これも途中休憩がある映画)あってビックリしたけど、全く長く感じないしドンドン内容に引き込まれる。2時間位の映画だと観ながら、最後の山場で「これで終わりかなぁ〜」的に体内時計で感じるけど、この映画は予想出来ないし最後まで目が離せない。濃厚だ。

第三者の観客は、主人公、敵、味方、善悪とどこに感情移入しようか、良い意味で揺れ動かされる不思議な感覚。凄いドキドキしたし、イイなこりゃ。おもろいおもろい。
どの役者さんを凄い良い演技してます。特に主演の菅田俊さんたまらない。
この人は『東京残酷警察』でも署長役をされてました。両方濃い警察モノですね。風貌も声も演技もシブ過ぎる!役者さんってズゲェ〜〜!って鳥肌立ったし、ちょっと、この菅田俊さんのファンになっちゃったかも。
観て正解。

(上映時間的に難しいかもしれないけど)、「それでもボクはやってない」的な感じで地上波でも流したらいいのにと思ったり。エンターテイメントとして。


『ポチの告白』

『ポチの告白』予告編
『ポチの告白』高橋玄監督(トーク)

興味ある人は↓内容に触れ過ぎなので先に下記は観ない方がいいかも。
『ポチの告白』関連番組(前半)

『ポチの告白』関連番組(後半)

『ファンタスティック・ワンダー・ナイト&寺田めぐみ4コマ展』

みなみ会館のオールナイト上映『ファンタスティック・ワンダー・ナイト』を観に行く。
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ファンタスティック・ワンダー・ナイト
『マルホランド・ドライブ』 デヴィッド・リンチ監督
『寺田めぐみショート・アニメーション集』 寺田めぐみ監督
『パンズ・ラビリンス』 ギレルモ・デル・トロ監督
『落下の王国』 ターセム監督
の4本。

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お!入口階段に寺田めぐみ監督の立体作品が展示されてますね。
この上映に合わせて寺田めぐみ監督の4コマ作品展(ある意味絵コンテ?)がロビーで開催されてるのだ。4/20(月)〜4/26(日)だ。

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で、終わったのが朝の7:00。明るいのが変な感じ。
何か長い間、飛行機に乗ってたような感覚に似てる?
オールナイト上映アリだなぁ〜。

で、映画の方は。
『マルホランド・ドライブ』
これだけ初見。全く情報なく観たので、”え?どゆコト?」的な感じでビックリした。”分かるヤツにだけ分かればいい”的な突き放した感じじゃなくて、”どや?解るか?解読してみろよ!”的な挑戦されてる感じですね。ネットで調べたら色んな人が解釈に試みてるみたいだし。それを読むと、なるほどなぁ〜と思ったり。
デヴィッド・リンチ作品あんまちゃんと観た事ないので、観てみよ。

『寺田めぐみショート・アニメーション集』
「愛の部屋」「子供の素」「My sweet doll」「ノゾキ穴」の4本。
と、何度か観ている作品。展示会場では観た事あるけど、みなみ会館のスクリーンで観るのも不思議な感じ。デフォルメしまくったミニマルなキャラなのに、動きが変に人間臭さがあります。
寺田めぐみ監督オフィシャルサイト>>

『パンズ・ラビリンス』
これは観るの2回目。以前観た時は、期待し過ぎて(予告編や色んな媒体で特殊造形のキャラを見せ過ぎ!他にどんな凄いヤツが出てくるんやろ?って期待したけど、出てこない)観たので物足りなさを感じたけど、今回はもう分かってて冷静に観れたけど、普通に良かった。起承転結もちゃんとあるし、逆にこれにもっと特殊造形キャラを足したらうるさいかもしれない。ってことは、予告編が(それによって期待し過ぎた自分が?)悪い!

『落下の王国』
これも2回目。これまた以前観た時は、期待し過ぎてて映像はズバ抜けてるけど話はもひとつかな?って印象あったけど、今回観たら別にそんなことなかった。映像は前にも書いたけど、ほんとたまらない。退きの超広角画面がたまらないし、これは劇場のスクリーンで味わうべきもの。複数の人物が画面上にいる画も、立ち位置か構図まで全部計算されてて、無駄に重なってる人がいない。それが整え過ぎ(不自然)でなく気持ちいい。1回目観た時は、人の識別が難しかった(物語と現実の登場人物が、それぞれ2役やってる)けど、今回理解してなのでよかった。

なので、今回思ったけど映画の印象って、観る時の情報量や期待度、感情や体調で全然変わりますね。なので、極力色んな人の批評や情報を入れずに観る様にしてる。あと、観る時期とかね。
ちょっとずれるけど、『大いなる遺産』(新しい方)を大学は入る前か受験生の頃に観た時は、そんな響かなかったけど、絵を描くようになってから観たら”おお〜〜!エエやん!”って感じたし。

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はうぁっ!

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寺田めぐみ監督のキャラ、通称”顔のないサラリーマン”フィギュアとDVDをゲットだぜ!

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「このフィギュア、かなりレアだよね、レア。」

嬉しくなって、ちょっと動かしてみる。。。
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全くアニメーションの知識がないけど、大変だなこりゃ。
おもっきり手が映り込んでるし。


『京都現世美術館2009』〜お寺で美術を愉しむ〜

そうそう、ちゃんと告知してなかったので。

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『京都現世美術館2009』〜お寺で美術を愉しむ〜

毎年ゴールデンウィークに開催している『京都現世美術館』
もちろん今年も開催します。に出展します。

【開催期間】 5月1日(金)〜5月6日(水)
【展覧時間】 10:00〜18:00 入館は17:30まで
【入場料金】 500円(小学生以下は無料)
【展示会場】 禅居庵 京都建仁寺境内南西

エキシビジョン詳細>>


展示作家

川村淳平(イラストレーション)
木全俊吾(インスタレーション)
田中和人(写真)
中村麻姫子(絵画、染色、立体)
ナカタマサヒロ(コンテンポラリージュエリー)
舟田潤子(銅版画)
墨屋夕貴(コンテンポラリージュエリー)
加藤果鈴(コンテンポラリージュエリー)
菅かおる(日本画)
野嶋革(銅版画)
高橋涼子(立体造形)
清水志郎(陶芸)
タマリモ(玉村ヘビオ+吉田マリモ)(立体絵本)
間芝勇輔(平面)
清田泰寛(絵画)

作家詳細>>


ワークショップ

実際に創作に触れ、作家の思考を理解し、体験していただく。
展示作家も含め様々なゲストによるワークショップ・イベントを
ご用意しました。

※ほとんどのワークショップは入場料のみで体験できます!
参加費が必要なワークショップは1時間前から受付します。
満席の場合参加をお断りすることがございます。

ワークショップ詳細>>

です!
ということで、ワークショップもやりますよ。
連日盛りだくさんなのですが、僕はiTohenが満を持して送り込んで来た期待の星(勝負アーティスト)こと、間芝勇輔くんと5月5日(火)にしますよ。

『ペーパーメガネ』(参加費500円)
紙で自分だけのオリジナルおしゃれ眼鏡を作ろう。

時間: 5月5日16:00〜17:00
出演: 川村淳平間芝勇輔


です!是非!ゼシ!
「オイオイ、なんだよペーパーメガネってよ〜!」って質問があったりもするんですが。。。まぁ、ようは紙でメガネを作ってかけて遊ぼうじゃないか的な、ゆる〜い工作的なことをする予定です。
(あくまで紙なので、実用的なものではありません)
正直、現在鋭意試作中なんですが、イメージとして過去に遊びでやった、

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と、いうイメージなんですが。これはあくまで絵の人物用に作ったものなので、これをもっと厚みをもたしたりツルを付けたり装飾したりしようかな?的な感じですかね。遊びだけど、真剣にカッチョイイおしゃれメガネ作ろうぜ!的企画です。

つまり、このワークショップで言いたい事は、
1枚の絵じゃなくて、切り抜かれた”手に持てる感”、”絵に描いた餅じゃなくなる感”を味わって欲しいんですよね。頭では分かってても実際切り抜かれたモノを手にすると、やっぱ違いますよ。子供は多分すんなりやるでしょうが、大人の方が「わ!ホンマや!(手に持てる感が)」ってなってくれる気はするんですけどね。

ということで、ちょっと材料費で別途500円掛かっちゃいますが、
奇しくも”こどもの日”ということで、親子でいかがですか?
全く何人来るか読めませんが、受付は当日1時間前とのこと。
同日中、他にもワークショップありますので。是非是非!

『フローズン・タイム』DVD

昼ドラ『エゴイスト』おもろいですねぇ〜。全12話のドラマかってぐらいの早いテンポです。あのオカンも怖いですね。個人的にマネージャーの近松さん(欄香レアさん。元宝塚の人らしい)がちょっとイイ感じっす。

久々に『フローズン・タイム』のDVDを観る。
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いや〜〜、これはイイっすよ!
変な中毒性があって何回も観ちゃうんですよね。BGV的に流しっぱなし状態です。薦めて観た人は、結構「イイ!これ買う!」って言ってくれます。
全てが絶妙。主人公が美大生なので、絵描く人はグッとくるかも。
ヒロインのシャロンが、またイイんすよね。
ちなみに、みなみ会館さんの”みなみ会館大賞”(2008年良かった映画を3本挙げる企画)、3月末で発表が終了したので、僕が何を挙げたかと言うと。

『フローズン・タイム』 ショーン・エリス監督
『愛おしき隣人』 ロイ・アンダーソン監督
『片腕マシンガール』 井口昇監督

の3本(順不同)でした。どれも直球ど真ん中どストライクの三振です。
『片腕マシンガール』といえば残酷効果の西村さん『吸血少女対少女フランケン』の予告編(※スプラッターダメな人は注意して!)が解禁されてるみたいですよ。色んな殺め方を思いつくもんですね。井口昇監督の『ロボゲイシャ』も楽しみです!

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みなみ会館と言えば”ファンタスティック・ワンダーナイト寺田めぐみ4コマ展があるらしいよ」

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寺田めぐみ監督のトークもあるよ」

マーガレット

『プロフェッショナル 仕事の流儀』おもしろいですね。
デザイナーや建築家なんかのクリエイティブな人の回も嬉しいけど、今回のアフリカの紛争地で武装解除にあたってる人や医療関係の人など、本当ドラマじゃなくドキュメンタリーでグッときますねぇ。そういう普段見れないジャンルで活躍してる人を見れるのが良いですよね。
逆に、『情熱大陸』や『トップランナー』の俳優やミュージシャンの芸能人芸能人した回は、何か売り出し中ですよ的な、主演映画の宣伝ですよ的な、プロモーション!って感じがして見る気が起こらない(他のメディアでも見れるので)というか。なので他の普段見れない世界の人の回はグッときますよね。観ててモチベーションも上がるし。
最近何かとドキュメンタリーで泣きそうになります。涙もろくなってきた今日この頃です。本当、泣くような番組やシーンじゃないのに何かウルっとくるんですよね。例えば、『大改造!!劇的ビフォーアフター』で家がキレイになって依頼者が感動してるのでも、ウルッとくるんですよね。何か分かりません?


そんなこんなで、
この時期そこら中で花が凄いので激写。20090421a.jpg
マーガレット(木春菊)。

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これも日が暮れるか暮れへんかの色味ですね。

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この『女と女と井戸の中』的なブルーの感じ好きなんですよね。

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ね。

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花びらの開き始めのパキッとした感じがイイっすよね。

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アハハハ、アハハハ。

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黄色もありますね。

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うん。

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だんだん夜になってきましたね。

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お〜。

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中々おもしろいことに。

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お、これPCの壁紙にしよかな。

躑躅(ツツジってこんな字書くのか!)

地元の駅近くの躑躅(ツツジってこんな字書くみたいですよ。
ってこのフォントじゃぁ、くっちゃくちゃになってよく分かりませんが)。
蹴上の浄水場の方も咲いてるのかな?わざわざ行かないけど。

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滅茶滅茶咲いてますね。

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イイ色出てますね。

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単なる道路脇のきったない植え込みなんですけどね。

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そういや小学校の頃、よくこの蜜吸いましたよね?花をプチッとちぎって。
あと、名前分からんけど長細い赤い洋風の花も。

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でも、毒性のツツジもあるみたいですよ。
”躑躅”の漢字の由来だとか。らしいですよ。

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前に、iTohenさんで観た辻元小百合さんに描いて欲しいところですね。
影の黒の感じとかね。

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うん。

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ね。

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しかし、凄いショッキングなピンクだ。

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この辺は何か蜷川実花さんチックですね。

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そんな感じっすかね。

チューリップ2

全く桜を見に行ってないのだけど、チューリップの写真をどうぞ。
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どうぞどうぞ。

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何か赤と青の3Dのメガネかけたら飛び出しそうな画像ですね。
いや、そのメガネないから確かめようがないし、実際飛び出さないだろうけど。

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すげ〜な、こりゃ。

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同じモンが複数あるのは1つのおもしろさでもあるし、惹かれますねぇ〜。

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段々夜になってきて。植物のシルエットはイイっすね。

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イイねぇ〜。こういうシルエットもんに弱いです。
自分自身の絵を切り絵にしてるのも(自然界の曲線にはかなわないけど)、こういうシルエット感がたまらんからなんですよねぇ〜。

チューリップ1

昨日の靭公園にチューリップがてんこ盛り咲いてたので撮りまくる。
桃か何かの果物みたいで食えそうですね。
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PCでの色調補正やら一切いらってないんだけど、この、日が暮れるギリギリの色味好きです。もしくは明け方のブルーの感じ。

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花もだけど、葉っぱや茎の構造もおもしろいですね。

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良い季節です。

中西朋 展 「Rose Girl」

またまた、現世美術館のためのフレームを買いにガクブチの大和へ。
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ふぅ〜〜〜、何とか合うフレームがありました。結構しますね。
あと、何かとやることが沢山あるぞ〜。優先順位決めてこなしていかねば。

その後、前回閉まってた靭公園脇のメゾンダールへ。
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はうぁっ!今日は開いてましたぁ。

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中西朋さんの展示「Rose Girl」を観にきたのですぅ。リベンジですぅ〜。

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こんな感じの絵ですぅ。紅茶で紙を染めてるとか染めてないとからしいですぅ。ヘンリー・ダーガー的なぁ、フリーダ・カーロを可愛らしいタッチにした的な感じですねぇ。
個人的にユニコーンの鬣(たてがみ)と尻尾をイバラにして、薔薇のリョックを背負ってるアイデアが良いなと思いましたぁ〜。
密かに同い年ですぅ〜。
宇野亜喜良さんと同じ誕生日らしいですぅ(ギャラリーの人談ですぅ)。