『ウィリアム・ケントリッジ-歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……』

京都国立近代美術館で、ウィリアム・ケントリッジ展「歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……」を観る。(タイトル長っげ!)

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京都国立近代美術館

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うん、おもしろかった。
でっかい紙に木炭とパステルのドローイングもカッチョよかったし、それをもとにしたアニメーションもおもしろかた。ドローイングにちょっとづつ加筆してコマ撮りしてるんだとか。建物や広大な荒野、小物なんかの光の部分の白抜き表現が凄い気持ちイイ。うん、上手っ!

が、映像作品が何本も流れてるので、閉館2時間前に入ったのだけど、全部観切れなかった。。。最後の方なんか9コの画面を同時に無理矢理観たりして。3時間は必要かな。で、3Fと4Fに展示されてるんだけど、4F丸々観れなかったので出直しだ。(ありがたいことに3Fと4Fとでチケットが別で独立してるので、また4Fだけ来れる)
そんなわけで、でっかい紙に木炭でゴリゴリ絵描きたくなったのでした。

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近代美術館敷地内の、サドル的な彫刻。
上のポスターのチャリの作品はまだ観れてないんだよね。

・『ウィリアム・ケントリッジ展』
・『ウィリアム・ケントリッジ』動画色々

楳図邸写真集『UMEZZ HOUSE』

楳図先生”UMEZZ HOUSE”(通称:まことちゃんハウス)の写真集が出たので、早速ゲットン!映画『おろち』でもビジュアル写真を撮ってた蜷川実花さんが約300枚撮り下ろしたとか。

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楳図邸写真集『UMEZZ HOUSE』

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もっとハードカバーででかいのを想像してたら、以外と小っさかった。
コミックサイズ。オールカラー。
小学館なので他のコミックの仕様に合わせたのかな。

個人的にいつかは、赤白ボーダーシャツに手を出したいところだけど、
ま〜だ早いかな〜。もうちょっと歳いってからかな。うん〜。

『楓林ラーメン』

『LPジャケ展04』搬出後、近くの楓林ラーメンってとこへ。
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『楓林ラーメン』

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超絶プレーの興奮冷めやらぬ、ハイパーメディアDJのさくらいはじめ君(こう見えて5月に交通事故にあって、密かに左腕に金属プレートが内蔵されてる不死身の男です。)

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残った11人でぞろぞろ。まさに11人いる!

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「楓林ラーメン」
おっ!きたきた!うん、スープ美味い美味い。ゴクゴクいけるね。

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そんなわけで、ご苦労様です。
この看板見てたら、あ〜、”楓林スペシャル”(たまご+角煮+海苔)いっといてもよかったかな。

『LPジャケ展04』party @caffe NEUTRAL

caffe NEUTRAL『LPジャケ展04』の最終日ということでクロージング・パーティー的なものがあったので行ってくる。

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神戸のJR住吉駅にあるcaffe NEUTRAL
(密かにこの駅に来るたびに住吉美紀さんを連想してちょっと嬉しくなる)

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お、搬入時と花が変わってますね。こまめに生けてらっしゃるみたいですね。

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ちゅーこって、搬入と最終日しか詰めれませんでしたが。

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会場は参加者を含め超満員札止め、マックスボルテージであります。

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こんな感じで、参加者一人一人の解説があったり。
アーティストイメージを大事にするタイプ(Podcast NG)で有名な、
阪田”ヨハネス”洋一君の貴重な今だから言える的な制作秘話を聞けたり。

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今回のLPジャケ展フライヤーのイラストも描かれてる、ハイパーメディアDJのさくらいはじめ君(右のメガネで髪がホワッとした人。愛用の靴はrepettoのZIZI)の、

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超絶DJプレーがありーの、

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色んな人達と交流しーの、めでたく大団円を迎えたのでした。

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僕の展示風景をチラッと。お酒に囲まれてますね。
右隣は、太田裕範さん。白と黒の旋律です。新田くんの友達だそうだ。

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そんなわけで、いらして頂いた方ありがとうございます。
ジャケはこんな感じでした。がんばってレタリングしてます。

『LPジャケ展04』

『だまし絵』展

兵庫県立美術館『だまし絵』展を観に行く。
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『だまし絵』展

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兵庫県立美術館

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休日ということで、凄い人。

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先日、ヤン・シュヴァンクマイエル作品を一気観したとこでもあり、
アルチンボルドを観たかったのだ。影響を受けてはるので。

その他、マグリットやらエッシャーやら、はたまた歌川国芳まで、小学生が大好きなアーティストらの作品なんかがあったり。
こういうギミックというか、トリックもの好きなので嬉しいね。
というか、その仕掛けの前に凄い描写力。尋常じゃなく、変態だ。
普通の作品よりも、より作者の「どや!凄いやろ!」感を如実に感じるし、観た人がビックリするのを浮かべて描いてんだろうね。

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5月頃に、NHKの日曜美術館でこの”だまし絵展”(名古屋会場)の特集をやってたんだけど、やっぱ実物は違いますね。
パトリック・ヒューズって人の「水の都」って作品が凄い!仕組みを分かってるのに、全く目が慣れない。延々作品の前を行ったり来たり。

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そんな感じで会場を出ると、隣のビルの映り込みが。

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なんでもかんでも、だまし絵に見えちゃうのでした。

『OUNCE DICE TRICE / ALASTAIR REID & BEN SHAHN』

ぶらッと恵文社に行くと、ベン・シャーンの表紙の本を発見!
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『OUNCE DICE TRICE』
という、子供向け言葉遊び本の挿絵をベン・シャーンがやってて、
1958年初版のモノが、今回復刻されたようだ!おおお〜〜!

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中身も凄い!
虫とか動物(わ!クジラなんかも!)とか、初めて目にするモチーフばかりで、これはたまらん!こんな絵も描いてたのか。
良い仕事してますね〜。

西淑 個展「食卓の宇宙」

西淑(にし しゅく)さんの個展「食卓の宇宙」を観に、ふらっと谷町六丁目にある、ギャラリーカフェ”日音色-hineiro-”へ。

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西淑 個展「食卓の宇宙」

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”日音色-hineiro-”

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元々床屋さんだったらしく、凄く味がある。

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本人もいてて、制作秘話的なのを聞いたり。

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作風が、ヨーロッパのアンティークチックな汚しというか、風合いがあるのだが、この空間と凄い合ってます。密かに切り絵だし、イイ仕事してます。
良い方向を見付けた感じですね。勉強になりました。

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”凪”という名の珈琲を注文。こういう小物がいっぱい付いてくるのいいですね。店主さんのこだわりを感じます。

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そんなわけで、10/13(火)までだそうな。定休日:水・木・金だそうだ。

猫将軍 個展「DELICIOUS」

その後、谷六からブラブラしながらアメ村のdigmeout A&Dへ。
猫将軍 個展「DELICIOUS」を観に。

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密かに、前にも一回来たのだが、また貸し切り的な感じで観れなかったので、今回リベンジ。

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猫将軍がライブ・ウォールペインティングをしてるみたいなのだが、入れ違いでライブでは見れず。途中段階のを観る。ただただ、上手い。マジックで壁に描いてるんだけど、壁をよく見ると微妙に凸凹してるのだが、それ自体もマジックを巧みに使ってマチエールにしちゃってるし。なんでもその筋(某ニコニコする動画)では”神”と呼ばれてるらしく、その動画を観たけど、そら神だは。うん、神だ。
金属質の光沢感が得意ですね。聖闘士星矢の聖衣(クロス)を思い出した。
ダークな感じだから冥衣(サープリス)かな。なんて思ったり。
こちらは〜10/4までだそうだ。

『バッド・バイオロジー 狂った性器ども』

みなみ会館『バッド・バイオロジー 狂った性器ども』を観る。
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”驚異的な性器と性欲を持つ男女がお互いの秘密を共感し芽生える、死と隣り合わせの異形の愛を描いたスプラッター・コメディ。”って話。
設定とかツッコミどころも多いが、それが別に謎や疑問になることもなく、放置された事柄も特に気にもならない(追求しても裏に何も設定がなさそうだから)感じで、まぁ、B級映画っちゅ〜感じ。ラストはちょっと呆気(ええ?!そうなん!的に)にとられた。いや、やっぱ色々気になるかも。

『バッド・バイオロジー 狂った性器ども』
『バッド・バイオロジー 狂った性器ども』予告編