『unknown-アンノウン』

ちょっとブレイク。
で、この日映画サービスデーだったので、cocon烏丸の京都シネマで『unknown』を観る。”閉ざされた廃棄工場の中で、意識を取り戻した5人の男たち。毒性のガスを吸い込んだ彼らは、一時的な記憶喪失におちいり、自分が誰なのかも思い出せなくなっていた。ひとつだけ分かっているのは、5人のうち2人が人質で、3人が誘拐犯だということ。いったい自分はどちらなのか? 誰が敵で、誰が味方なのか? 混乱と疑念が渦巻くなか、一挺の銃をめぐって争いを繰り広げる男たち。そこに鳴り響く電話のベル。それは、誘拐犯のボスからのものだった。5人の間に広がる死の恐怖。ボスが戻って来たとき、自分が人質なら殺され、犯人なら罰せられるのは確実だ。タイムリミットの日没が迫るなか、「生き残り」という共通の目的に向けて結束する5人。そんな彼らの脳裏に、次第に断片的な記憶が蘇ってくる……。”というところから話が始まる。こういう記憶を扱ったものは、時間軸を入れ替えて観せてくるのでよく観とかないといけないのだが、不眠で行ったため途中何秒間(だと思う)かウトウトしかけるが何とかついて行く。途中それぞれの記憶が徐々に戻ってくるのだが、その記憶というのも途中段階の記憶なので、後々その真実が何回も何回もひっくり返される。中々面白い。あっという間に時間が過ぎ、最小限の要素でコンパクトに完結してて、何か感覚的には深夜、テレビで”Xファイル”の1つの話を1時間観たような小腹を満たしてくれたような感じ?観終った後、”おお〜、なるほどね〜”という感想。

『unknown-アンノウン』

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