『受難』

京都みなみ会館で、吉田良子監督『受難』を観る。
2014.04.08
『受難』(2013年/日本/95min)


ある日突然、主人公フランチェス子(岩佐真悠子さん)の陰部に、髭もじゃダミ声の人面瘡(古舘寛治さん)が出来ちゃって、、、って話。
岩佐真悠子さん、グラビアでは目にしてたけど、意外と小柄な人やったので。何の情報もなく観たけど、フルヌードで体当たりの演技しててビックリした。グラビア以外でどういう活動してたのか全然知らなかったけど、普通の女優と言うよりはナチュアル系個性派女優路線で行こうとしてるのね。
原作は読んでないけど、女性監督っちゅう感じの作品で、商業商業してあくて自由に作ってる感じ。ファンタジーって言っちゃえばそれまでだけど、男子監督と違って細かい辻褄とかは対して気にしない感じ。人面瘡はスカートで隠されてるのに、外の状況が見えてたり、パンツは履いてないにしてもストッキング履いてたり(人面瘡の上からストッキングで覆うとか、そういう構造的なことは重要視しなくていい感じ)したし。なので、状況がよくわからん部分(あの男の人2人は双子ということでいいんだよね?顔のキャラ分けで分かりにくい)もあったりしたけど、そういうとこを一々つっこむのは無粋なのかもしれないね。
予告の印象とは違って、乙女乙女した映画だった。

・『受難』公式サイト
・『受難』予告篇