『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』@シネ・ヌーヴォ

昨日のことだが、シネ・ヌーヴォ『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』を観る。
ハンガリーの剥製師とその親子3代の数奇な人生をオムニバス的に描いた映画。”「はく製」と「大食い」!「人間の欲望」と「命の極限」を描くことにより、「人間とは何か?」をあぶり出す本作の脚本は、サンダンス映画祭でサンダンス・NHK賞を受賞。しかし、その”規格外”の内容により、NHKが日本でのTV放映権を手離し、出資を見送る異例の自体を生んだ。”そうだ。って言うだけあって中々強烈。

詳しい内容は下記で。
『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』

え?!これ映していいの?的な、おもっくそポ○チン(本物と偽物?)がぼかし無しで映ってたり(最近の映画って規定が緩くなってるのか?わりとぼかし無しやったりしません?普通に具が映ってたり)、さすがに合体してる場面は変な独特のぼかし入ってたけど。ヤン・シュヴァンクマイエルとかチェコ系の映画にも近い色調。新しい映画なんだけど現代じゃないような。人口的に作られたキレイな汚し方じゃなくて独特のきちゃなさというのか、表現が難しいけど好きな世界観。大分エグいシーンもあったので、見終わった後メシ食われへんのちゃうかと思ったけど普通に焼き鳥食うてた。剥製師の話は、かなり究極な感じ。ありゃ、相当ド変態だ。
どっぷりハンガリー漬けになるので映画館出ると「そや、ここ日本やった」ってなった。シネ・ヌーヴォの独特の雰囲気も余計に手伝ってか。

20080407a.jpg
タクシデルミア 予告編

20080407b.jpg
こんな、ポップアップカード買っちゃった。

20080407c.jpg
あと、こんな金持ちの家にある的なシカの剥製(正式名称は、”ハンティング・トロフィー”って言うらしい。狩猟戦利品の意。)のフィギュアのガチャガチャがあったのでやってみた。ある意味映画の戦利品。1回しかしてないがエエの出たんちゃう?コレ。背面にかなり強力なマグネットが入ってるので、台座を外したら冷蔵庫とかに貼付けられるという逸品。

『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』
『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』Trailer