『クリムト』

cocon烏丸の京都シネマで『クリムト』を観る。んんん〜〜〜。。。あんまピンとこなかったかな?登場人物が、誰が誰か見分けがつきにくいというか、クリムトの死ぬ間際の回想なのだが、現実なのか幻なのか、とにかく山場もなく分かりづらい感じ。クリムトの不安定な精神世界を描いてるみたいなので、観る側もその”どっちやねん”という不安定な感想を持ったのは、制作者の意図通りなのか?しかし、後々頭の中でストーリーを整理すると、30分あれば説明出来きるものを1時間半かけてやってるような?それに、精神世界の方に比重を置いてて絵や絵を描くシーンがあんまないので、それが多分しっくりこないのだと思う。この映画を観にくる人は、やっぱ絵との絡みというか、どういう心境で描いてたのかを観たいと思うのだが精神的な部分だけで、その次のそういう精神やからこんな風に絵になって、、、とか、もっと絵を実写(モデル)で再現してほしかったかな。あと+1時間分くらいそういうシーンが観たかったかなと。映画終るとみんな、無言でそそくさと出ていってたし。いや、あくまで一意見ですが。

『クリムト』
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