『感じる服 考える服:東京ファッションの現在形』

神戸ファッション美術館『感じる服 考える服:東京ファッションの現在形』を観に行く。何とか最終日間に合った。

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『感じる服 考える服:東京ファッションの現在形』

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神戸ファッション美術館、10年以上振りに着たかもしれんね。

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いや〜、おもしろかった。出展ブランドは10組だけど凄い時間を掛けて観てしまった。好きなブランドも多く出てたし。ネットや雑誌の媒体じゃなくて、本物観るとやっぱ凄いですね。
ANREALAGEは仕組みは分ってても、視覚的に面白い錯覚を起こすし。
SOMARTAに関しては、もうため息しか出ませんね。初めて本物の無縫製ニットのボディウエアを見たけど、凄い仕事してますね。マネキンが着てるんだけど、全身を覆われてるってのもあって、凄く艶かしい。エロいって言ったら響きが卑猥だけど、凄くエロティックで身体(しんたい)を感じたね。角度や見る距離によってボディウエアの濃淡が変わって見えるし。圧巻だは。
先日NHK BSの『東京ファッションエクスプレス』で、この『感じる服〜』東京会場の様子がやってたけど、あの梁の仕切りは効果的じゃないね。潜るという行為はいいけど、引きで借景として見た時にあんまキレイじゃないね。SOMARTAも神戸展の展示は背景は濃紺系のダークな世界観だったので、神戸の方がイイ見せ方だったね。
各デザイナーがデザインした10ブランド計450部限定のカタログが欲しかったけど、そら当然ないはな。

そして、自分の絵は、ネットや印刷物では伝わりづらいし、効果的ではない細かいことしてるけど、この細かい仕事は大事やなと改めて再確認したのでした。


・SOMARTA A/W 2012-2013 COLLECTION
・SOMARTA S/S 2012 COLLECTION

・デザイナー・廣川玉枝×SOMARTA(前編)
・デザイナー・廣川玉枝×SOMARTA(後編)