”銃剣に立ち向かう一輪の花”

『時代の証言 MARC RIBOUD展』を観に、祇園にある何必館・京都現代美術館に行く。ここは、写真系の展示も多く、好きな美術館の一つ。特に5Fの”光庭”は、お気に入りの空間だ。マルク・リブーは、1950年から現在まで、世界中で精力的に活動を続け、現代を代表するフォトジャーナリスト。”マグナム”の一員でもある。フォトジャーナリストなので世界各地を飛び回り、その時代の顔や、歴史的瞬間に立ち会い写真に納めている。毛沢東、ホー・チ・ミン、フィデル・カストロ、昭和天皇から、ダリやピカソまで。。。そのまま当時の歴史を見ている感じ。タイトル通り”時代の証言”だ。もちろん、凄い人らのポートレートだけではなく、色んな国の日常の風景を、ホントに絶妙なバランスで捉えている。有名な”銃剣に立ち向かう一輪の花”も観る事ができたし、これはホント来てよかった〜。
『何必館・京都現代美術館』

”光庭”
以前、”2005.04.13”のmemoにも書いたけど、この何必館は5Fに”光庭”と名付けられた空間がある。建物の中に箱庭があって、楓が1本。その頭上には丸く穴が空いてて、光が差し込み心地良い。日常(建物の外の街のガヤガヤした感じ)を忘れて、時間が止まってるかのような錯覚になる。たまらん。ホントにお気に入りの空間です。
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