平成19年度文部科学省委託事業「学び合い、支え合い」地域活性化推進事業開催要項『大蛇伝説の謎をトーク-金子デメリンがやって来る-』

を聴講しに、奈良県の曽爾村(そにむら。藤波辰爾の爾の字だ!)へ。この曽爾村は楳図かずおさんの出身地でもあり、いわばエルサレムなのである。
その聖地で、楳図かずお研究家で漫画家、UMEZZ.com運営委員でもある、
金子デメリンさんの講演あったのだ。
しかし、時間的にも場所的にも前日まで行くかどうかかなり悩んだあげく、逆にこういう時でないと余計行きにくい場所なので、これは行かなアカンなと!向かうことに。

奈良と近鉄という情報から多分、大芸に毛が生えたくらいの距離(3時間位)かと想定して向かったが、全然ちゃうがな!片道5時間弱掛かった(うち、バス30分待ち)。伊勢とか行くノリ(厳密には山の中なので、場所的には違うけど)じゃないかこれ。小旅行的な感じでよかったけど。
で、京都から近鉄で色んな線を乗り継ぎつつ、名張駅に到着。そこから曽爾村へと行くバスが30分待ちとのこと。(なんか2時間に1本らしい。。。)
しゃあなしに名張駅周辺を散策。吹雪いてて気候的にもなんかリアリズムの宿的な淋しい気分になりつつ。

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「近鉄 名張駅」(調べたら、ここ三重県やがな!)


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バスに乗るのはこっちの出口。


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バスが来たので乗り込む。
そこからバスにゆられること約45分。(そんな掛かるのか?!)


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途中、ダムがあったり。


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こんな赤い橋があったり、渡ったり。(若干、ベン・シャーン的配色?)

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川沿いのくねくねした道を只管上流へ向かって行く。最初でかかった川が、段々細くなっていきます。道もえらい細いし、対向車とすれ違うのが大変。


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雪も積もってます。運転手さんも慎重。


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えらいトコまで来たもんだ。


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画像はないが、マンガみたいな氷柱(つらら)が。
停留所1コ1コの距離が滅茶苦茶長い。しかも、1停留所ごとに値段が上がっていく。。。ちなみに800円位した。路面バスなのに。。。
帰り、別ルートで帰ったら1000円越えたし。路面バスなのに。。。


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途中、ホントにあるのか?と心配になりつつも、なんとか曽爾村到着!
この景色を楳図少年が見て育ったのかと思うと感慨深いです。と気持ち高ぶりつつも、この時点で開始1時間以上遅れている。


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なんとか走って会場の村役場を発見。


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その隣の、曽爾村山村振興センターへ。ちゃんとやってた!


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入ると、すでに始まっている!途中ながらなんとか間に合った!


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曽爾村に伝わる大蛇伝説と、楳図作品に登場する”蛇”にからめた(蛇だけに)講演。紙芝居あり、楳図先生の映像ありと、学校の講義より全然聴き入ってしまう。


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(曽爾村のマッチ)この曽爾村のマスコットキャラ(そーちゃん&にーちゃん)は、金子デメリンさん作なのだ。名付け親は、楳図先生。


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ギャァァァーー!!!!!! ?著作「ウメゾロジー」にサインしてもらった!


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写真まで撮ってもらう。ハプハプ。。。


このデメリンさんは、先にも言ったとおり楳図かずお研究家で、ファンがこうじて楳図かずおオフィシャルサイト・UMEZZ.comの運営委員になられたのだが、楳図先生側にいかれても、スタンスは今でもこっち側(ファン側)っていうのが凄くいいです。

そんな感じで4時過ぎに終わったのだが、バスがあと最後の1本しかないらしく役場の人に、車でバス停まで送ってもらう。ギリギリであぶなかた。。。そんな感じでまた4時間半掛けて帰ってきたのでいた。遠いけど、ほんとちょっと小旅行な感じでよかったかな。