西 祐佳里 個展”chocolate”

その後、今度は西 祐佳里 個展”chocolate”のレセプションのため南堀江まで出てdigmeout CAFEへ。ちょうど始まったくらいに着く。元和製ヘラクレスのホリモトくんも、ビシッとフォーマルな正装で来てて気合いの入れようが伺える。ここだけの話、3年位前の「装苑」に西 祐佳里さんが出てて密かにイイなと思っててHPとかチェックしてたり、大学の卒展とかもこっそり観に行ったりしてたら、去年のdigmeoutオーディションに通ってはって「あ!あの人や!」ってなモンだったんだが。まぁ、あくまでここだけの話ですが。とにかく絵の上手い人だ。と思いきや実は映像の方が強いんだって。天は二物を与えたのだ。

『西 祐佳里』

さらに会場には、世界でただ一人のカミロボの制作者ヤスイトモヒロさんも来ててプロレスの話などをする。イイ人だ。
『Kami-Robo』


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@ digmeout CAFE

そうそう、このレセの事をjimama・テルミーに話したら興味を持ってくれPAの松尾くんと来てくれる。この展示は、この後どんどん新しい絵が追加されていくそうだ。しかも滅茶苦茶仕事が早いらしい。スゲ〜なぁ〜。こらまた行かなあきませんね。きっと凄いモンを隠し持ってると思うので、期待大だ!西祐佳里 個展「chocolate」3.24 fri. – 4.9 sun. digmeout CAFE?http://www.digmeout.net/cafe.cfm

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PAの松尾くん(好青年)と。

その後、みんなで焼き鳥屋へ。それぞれに初対面の人がいたりで、また新鮮な感じ。焼き鳥を堪能しつつ終電でお開き。カミロボ作者のヤスイさんは京都在住ということで帰りの電車で色々な事を聞く。普段はフィギュアの原形を作ってるそうで、独立する前は寺町にあるカカオプランニング(プロレスとかフィギュアの店)で働いてて、実はデルフィンを始め色んなレスラーのコスチュームや、マグナムTOKYOのフィギュアを作ってたりと、「ス、スゲーー!!スゲーー!!」と思いながら聞く。また、もっと突っ込んで話してみたいなと思いました。という感じで濃い一日でした。

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梅っ!!

”自画自賛”についての話だけど、ボクが(勝手に)思うに自画自賛はしてもいい事だと思うな。自分が良いと思わないモノを表に出したらアカンと思うし、逆に恥ずかしくて出せないと思う。良くないモノは良くなるまで作り込んでいけばいい話で、その結果良いモノが出来て自信を持って表に出してるのでいいと思う。イヤらしい話(ホント、イヤらしい話)、もちろんTPOに合わして「いやいやいや、大したことないですよ!」って謙遜しますし、観る人に無理矢理「な!エエやろこれ?ほら、イイって言いなさいよ!」って押しつけるって意味ではない。当然ながら他の人からしたら、良くないよ!って言われるかもしれないし、自分自身現時点で完璧だと思ってても、数カ月経てば「良くないなぁ〜」ってなるだろうし、それはまぁ成長してると言う事なんだろうけど。あくまで、あくまで自分の中で「これエエなぁ。エエの出来た!」って周りに迷惑掛けない程度の自己満足の話。ボクが切り絵で作ってる感覚としては、子供の頃プラモとか作って良いの出来て「こ〜れエエのん出来たなぁ〜。」って嬉しくなる感覚かな?多かれ少なかれ、自画自賛は必要だと思うな。いやいやいやいや、ボクは少なかれの方ですけど。。。
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デジカメの簡易画像だけど。

(きたーーっ!!!)

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zoom。

いつも人物の顔描いてて起こることだが、同じ絵でも見るタイミングによって表情が違って見える。人物の感情面だけでなく”イケてる”って感じる時と”アレ?ヤバイ!”って感じる良し悪しの次元の話。しかもそれは、描いた次の日見てとかはもちろんだが数分でも起る。手を加えたわけでもないのに、良く見えたり悪く見えたり交互に起る。それで、気になる部分を修正してくと”きたー!”ってピントが合う。それが来ると何回見返しても「イイ!イイこれ、イイ!」となる。けど、ボクの場合(人物の顔の場合)、自画自賛っていうよりは(いや、自画自賛ですけどぉ。)、自分が描いたモノなんだけど自分が描いたモノじゃなくなるというか。客観的とはまた違うかもしれないけど、その人物が出来上がってしまうと絵というよりは、独立した人物が独り歩きするというか、単純に「あ!この人カワイイなぁ!」とか「う〜わ!タイプ!」って感じで(ちょっと、きしょいコト言うてます?)上手いコト言えないけど、絵としての良し悪しももちろん考えるけど、自分が惹かれるタイプの人かどうか、その人物に魅力を感じるかどうかが、イケてるイケてないの(自分の中での)基準になってるかもしれません。無意識レベルの話ですよ!って、ふと考えてみる今日この頃。外はもう明るくなってきた。。。

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高台寺のライトアップされた竹薮。こういうシルエットもんに弱い。

ボクは、切り絵で何重にも重ねて(重複?さらに重々複?)いって絵を作っていってるのだが、、、↓下記(アドレス)の人は、それを息子の弁当でやってて素材や用途は全然違うけど、重ねたりはめ込んだりする作業が何か共感できる。しかし、よくやったもんだ。

『愛のギャク弁』


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目ん玉(黒目部分。青目?)

WBC、優勝よかったですね。日本の野球が世界一という事なんですね。これでメジャーリーグ側の日本人の概念がまた変わって、向こうで日本人が活躍する場が増えるかもしれませんね。今まで出すのに苦労してた色が簡単に出すことが出来るようになる。発色の良い白のケント紙で、明るさを下げずに彩度だけを下げたい場合、暗めの色を薄く何重にも塗り重ねて(重複?さらに重々複?)たのだが、もしや?!と思い生成り気味の紙に塗ったら、簡単に出したい色が出せました。(生成りなので、薄いブルーだとグリーンめになる。なので状況により紙を使い分ければいい。)何や、そんなん当り前やん!って思うかもしれないけど、自分としては”革〜命〜て〜〜き〜な…♪”ことで、ずっと、どうしたモンかと考えてたので、大いなる進化である。。。計算が解けた感じ。(ちなみに、この目ん玉は上記で言った事と、全く関係ないです。)

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『RESONART』

りそな銀行×FM802のアートプロジェクト『RESONART』のページに、先日の座談会の様子が”歴代アーティストたちにRESONART制作時のエピソードや思いを語っていただきました”っていう感じでアップされてます。

『RESONART』

『インタビューページ』

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花1

色無しモノトーンな感じで作ってみたけど、、、ちょっと使いそうにないな。”手に持てる”感は、何か嬉しいんだけど。カール・ブロスフェルド調?

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