何だったけ。

最近は、こんなのを描いたり。三味線じゃなくて、二胡でもなくて、何ちゅう名前か忘れたけど。日本風(中国風?)な絵を描いたり。

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某図書スペースから。

色々調べ物があり、今日こそはと某母校の図書施設へ乗り込む。在学中の思い出はあまりないのだが、卒業してから何年経つのかもう分からないけど、学内を歩くと何か夏休み明けくらいに来たような気分になる。あちこちで色々新しい建物が建って(重複?)いるのだが、あまり不用意に近付かないでおこう。。。で、図書館的なとこで資料探し。自習スペースでひたすら必要な素材があれば、描き写すでもなく、コピーするでもなく、借りて帰るでもなく、デジカメにて撮影。何かスパイ気分だ。しかし、この図書施設使えるなぁ〜。また、困ったらこっそり来よっと。

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どういうこっちゃ!

実は、僕は中学生の頃からカップラーメンのフタと袋メンの袋を収集しているのだが。(フタ自体は、湯を入れる前に剥がし、別の物でフタをするのだ。)とは言え何年か前からそのペースはかなり落ちてて、最近は食べたのを集めてるという最小限の義務的なものになっているかもしれない。。。というのも昔は、ご当地もの等その地方に行かないと手に入らなかったし、部活の遠征で他県行った時などに買い漁ってたのだけど、今ではコンビニなんかでも普通に手に入るようになってプレミア感を感じなくなったってのと、数があり過ぎ(ラーメン屋系や、高級至高系のあおりもあり)て経済的にも追い付かない(悔しいかな大人買い出来る環境の人や、地方に出張が多い系の人には、太刀打ちできないのだ)ので、今はメジャーどころ(季節やキャンペーンによって微妙にモデルチェンジする)と、ちょっと気になるもの買うくらいにとどまっている。←で、最近目についたのが、コレ。名古屋なのか、台湾なのか、アメリカなのか。考察するに、名古屋めしの”めし”はご飯を指してるのではなく、”名古屋では定番の食べ物”的な意味なのだろう。台湾ラーメンというのは、盛岡で坦々麺が有名なように、名古屋では台湾ラーメンが有名ということなのか?で、”アメリカン”は何かというと、寿がきやには別製品で台湾ラーメンという凄く辛いラーメンがあるらしく、このアメリカンの方はパッケージに”初級編”と書いてあることから、どうやらアメリカンコーヒーに準えて、ちょっとライトな感じというニュアンスのようだ。本家の方は凄い辛いみたいだけど、このアメリカンも結構辛く、”美味さ”を味わう分には調度いいと思うが、本家も試してみる価値はあるかな。っていうか、コレは名古屋では有名なのか?ちなみに最近集め始めたのは、フランスパンを買ったら入れてくれる長細い袋かな。

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HANDSOME DESIGN EXHIBITION

わ、1が4つ列んでる日だ!今日は、またまた森田博之(最近やたらとつるんでいる。)と、神戸のBEAMS WESTであったHANDSOME DESIGN(ハンサムデザイン)さんの個展のオープニングパーティーへ。これは、神戸のアートエージェント”starfactory*”と”BEAMS”のコラボレーション企画で「Be*find(ビファインド)」というアートプロジェクトだそうで、その第1弾が、HANDSOME DESIGNさんだそうだ。作品は、今までのハンサムさんのイメージと違い、ハイセンスな感じに(いや前が、そうじゃないという意味じゃなくて)。僕の勝手な印象だが、空とか植物とか海とか、どちらかというと昼間の爽やかなイメージだったのだが、今回夜というか、けこう濃いめのトーンの色を使われてて奥行きのある感じ。メタリックな縁取りがまた合ってました。

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BEAMS WESTにて。

会場には、あんな人やこんな人やあんな新婚さんや。digmeout系の人間も多い。そんな感じで色んな人と話したり。DEPAPEPEのジャッケットでお馴染み榎田さんも久々に会う。前から思ってたけど、囁くような語り口が非常に心地よく、日曜の午後からやってるようなドキュメンタリー(アフリカの自然とか、クジラの生態などの)のナレーションをやったら凄い合うのにな〜と、心の中で密かに思いつつ、digme系の人らで魚民(最近、魚民とか和民やたら行ってるな)で呑む。で、色々国際社会での挨拶について語り合ったり。

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ハンサムさん。

そんな感じでお開き。みんな阪急で、僕だけJRだったので駅で別れ、トイレで用をたしてると、ハンサムさんが入ってくる(ハンサムさんは魚民には来てなくて)おわっ!となり、一緒に帰ることに。個展のオープニングとなると、作家本人と少ししか話せないので、よかったよかった。色々語り合いながら、三宮・大阪間と、短かったがかなり密度が濃かったです。有意義な時間でした。また何かで絡んでみたいな〜と思いました。でも今後、(病気とか事故にあったりしない限り)多分50年位の人生の中で、どっかで絡みそうな気も勝手にしつつ。そうそう、ハンサムさんの足元が何やら輝いてるなと思って、目を凝らして見ると、、、?!なんと!ビルケン履いてるじゃないですか!”ビルケンを履いてる人に、悪い人はいない!”とは、よく言ったもので、ほんと良い人です。っていうか、ビルケンの仕事をしてから、やたらと人の靴が気になるし街中でビルケンを履いてる人を見付けるたびに興奮するのだ。

「HANDSOME DESIGN|ハンサムデザイン」
「Be*find(ビファインド)」「starfactory*」

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『神の領域(kaminoryouiki)』

今日は、資料探しに某母校の図書施設へ。通常3つの鉄道会社を乗り継いで行くのだが、気分転換がてらチャリで行く。何年振りか分からないが、近付いてくると懐かしいものだ。でっかい道が出来てたり山がなくなってたり色々変ってたけど。無酸素運動で1時間30分掛けてヘトヘトになりながら到着したのだが、何やら学内の雰囲気が違う。ふと、入口に看板があったので見ると、”入試のため全面立ち入り禁止”?!ハァ?!萩原流行のモノマネをする神無月ばりに”ふざけんなよ!”と思いながら、来た道をしぶしぶ有酸素運動で引き返す。。。試験中で図書館が学生で満杯やったら嫌やな〜位までは想定してたのだが、そうきたか。帰りに恵文社で、孤高の天才ギャグ漫画家・漫☆画太郎著『まんカス』が出てたので0.01秒で即買いする。これは、雑誌「クイック・ジャパン」で連載されてたので、毎回新連載と言う掟破りの作品なのだ。漫☆画太郎氏といえば、1回描いた絵をコピーし、それを何回も使い回したり、アシスタントが主役を描いて自分は脇役を描くという、前代未聞のオリジナル手法を確立してるのだが、今回もそれがフルに発揮されてて、まさに『神の領域(kaminoryouiki)』だ。他の追随を許さない。というか誰も追い掛けられないし、追い付けない。少年誌じゃないので、かなり制約がゆるいみたいで、かなり直球だ。ホント、画太郎先生ありがとうだ。帯や装丁も遊びがいっぱい!ただ、あとがきを書いてる人に、まったく共感出来なかったかな。もっとつっこむトコ山盛りあるのに。。。”秋のせいか、最近無性に本が読みたくなり、本屋さんに行ったものの文庫で読みたいって思う本に出会わず買わずに帰宅した”って人にもお薦めの逸品だ!その後、ガケ書房に寄りつつ、入口の車のペインティングはいつ出来上がるんだろう?と毎回思いつつ帰宅。

『漫☆画太郎 Official』

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『鉄コン筋クリート』マイケル・アリアス監督。

今日は、イラストレーター・森田博之、digmeout ART & DINER・ハマジという異色タッグで映画『鉄コン筋クリート』の試写会に行く。実は、昨日digmeout ART & DINERに監督のマイケル・アリアスさんが来られてて、招待してもらえたのだ。とはいえ、実は僕は松本大洋さんの漫画を一切読んだことがないのだ。というよりは、むしろ避けてたかもしれない。もちろん当時から存在は知ってたが、何ぶんひねくれた性格のため、周りのみんなが良いという物は、自分は観ない的な(作品の内容どうこう関係なく。)頑固な部分があり、例えるなら、映画の宣伝とかで「日本中の何人1人が観た!」とか言われると、ほんならオレは日本の観てない最後の1人になってやんねん!的な頭のおかしなことをしてしまうところがあり(確実に損をしている。)避けてしまうのだが、逆になんかの拍子にそれを観てしまって良かった日にゃ〜、おもっきりヤラれてしまうのだ。ハードルを高くしてる分、衝撃がデカイのだ。全く映画の話からそれていくが、20歳まで手塚治虫を一切読まなかった(みんなから神様!神様!言われてて、ハァ?何が神様やねん!人間やろ!と思っていた。)のだが、そんなある日友人の引っ越しを手伝った時に、たまたまあった手塚治虫の『人間昆虫記』をもらって、(根拠のない)上から目線で、どれどれと読むと、、、おもろっ!!となる。まぁ1冊だけならね、と思いながら”奇子”、”MWムウ”、”地球を呑む”、”火の鳥”と読み進めていくと、う〜わぁ!おもろっ!当時、僕の手塚治虫の印象は、可愛らしいキャラな子供向けの漫画かと思っていた。しかし!おもっきり大人のストーリーではないか!さらに1冊や2冊でなく全部だ。その底なしのアイデアと引き出しの多さに、「こ、こりゃ神だ!神様、今までの無礼をお許し下さい。」と高いハードルをいとも簡単に越えられた反動でおもっきりヤラれてしまったことがある。やっぱり、みんなが良いと言うものは、やっぱイイのだ。と、別に今さら手塚治虫の凄さを説明してるわけではなく、それは僕以上に世界中の人が知っているわけで、ここで言いたいのは、変な食わず嫌いな性格でハードルを高くしてる分、それを越えられた時にその反動で絶大なる衝撃を受けることがある。とうことで、何でこんな話になったか分からないが、、、そうそう、そういうひねくれた性格な分、松本大洋作品を避けてきた(内容に関係なく、そんな変なことしてスイマセン。作者への嫉妬も少なからず入ってると思われる。)のだが、今回原作ではなく、マイケル・アリアス作品として、映画として始めて目にしました。率直な感想を言うと、おもろっ!最高のチームの最高の技術なのだが、街の立体感と人物のスピード感が半端ではない。カメラのピントやブレ、揺れ、きつめのパースなど、実写のような臨場感。建物や背景の凄い立体感に対し、人物の線が手前だろうが奥だろうが同じ極細の線(普通手前の物は太い線で遠近を出すが)で描かれてて、もしかしたらあの独特体型に、線の強弱をつけるとエッジが強過ぎるからかな?背景のリアルさと、か細い人物との関係が不思議な感覚だ。さらに、その人物の線の色を、黒ではなくコゲ茶系に(黒い線だけど細いから、そう見えるのかもしれないが)してるのが、程よくマイルドになっててレトロな建物の錆た感じとで、背景と人物の異なった質感をまとめてるのかもしれない。ストーリーも前知識なく観たものの、すんなり入り込め程よいストーリーの波と疾走感が飽きさせない。そら、作るのに3年かかるは!という感じだ。それと同時に、早く家帰って絵を描きたくなる。凄い創作意欲を沸かしてくれました。それと自分の絵を動かしたいな〜と強く思った。観終った後、3人でも内容を話すのだが、解散して1人になった時に滅茶苦茶、頭の中に映画の世界がフラッシュバックしてきて、街中を走り回りたくなる。直接的に画風が変るってわけじゃないけど、何かしら創作に影響を与えそうだ。うん。これはもっ回観たいかな。うん。参りました。ッテ イウカ ムチャクチャナガクナッテモタ・・・

映画『鉄コン筋クリート』

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Yoshio Hajime EXHIBITION

今日は、『REENALpresents Yoshio Hajime EXHIBITION Sweetie』@digmeout ART & DINERのレセプションに行く。”現在「RESONART」アーティストとしてビジュアルが日本全国で展開されている吉尾一。札幌「SO SO CAFE」での個展に続き、地元関西での巡回展が決定!そのスタイルがますます洗練され女性の可愛さも増量。吉尾が描くスウィートな秋モードをお楽しみください。”ということなのだ。吉尾くんといえばZEST御池の柱のビジュアルでお馴染みかつ、そう!僕が5月にやったdevice.cafeでの個展の時に朝まで掛かった搬入を手伝ってくれたあの彼。ひたすら”鳩”を切りまくってくれた心の広いあの彼だ。

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キャラかぶってるやん!

会場はこんな感じ。一番下の画像、左が吉尾君、右が今アメ村のマクドで展覧会中の森田博之。作品は可愛らしい女の子ばっかりだが、(男を描かない主義なのかも知れないけど)男の人も観てみたいかな?

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