『永遠のこどもたち』

京都シネマ『永遠のこどもたち』を観る。
『パンズラビリンス』の監督の製作だとか。監督は違う人。
(監督と製作の差がよく分からんが)

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あ、おもしろかった。ちゅーか、怖っえ!!コレ。
まず映像の色調や世界観が好みだし、このカットがイイ感じだったので惹かれたんだけど。最初は「シックス・センス」「アザーズ」的な感じだと思ったら(系統は近いけど)えらい怖くて何回もビクッ!となった。心の準備をして観てないので、突然色んなことが起きるので常に肩は上がりっぱなしの全身力入れっぱなしの、体中が痛くなる。京都シネマの音響設備がホント良過ぎで、ドアの開け閉めだけでバンバン響いてきます。しかも席が空いてなくて1番前で観たから余計に。良い話なんだけど、怖っえ!!

怖いけど、直接的な怖さじゃなく心理的な怖さ、演出な感じ。エンターテイメントとして良く出来たある。ちょっと楳図先生に通ずるとこがあるかも。
「パンズラビリンス」は予告で凄いおもしろそうと思って観たら、予告でおいしいとこを全部見せちゃってて、予告以上のことが起きなかった。これは予告を作った人のせい(もしくは予告を見たせい?)か。だけど、この『永遠のこどもたち』の予告は、おいしいとこ全然隠してるし、この予告やフライヤーではそんな怖い印象は受けないよね(パンズラビリンスの反省?)。なので、気になった人はあんま調べずに観た方が良いかも。怖っえ!コレ。

『永遠のこどもたち』
『永遠のこどもたち』予告編

『中牛図に挑む MAYA MAXX展』

何必館で開催中のMAYA MAXXさんの展覧会を観に行く。

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「十牛図に挑む」
に挑む。

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1年前に制作拠点を京都に移されて、去年も観に来たんだけど、こういう時に京都に住んでて良かったなぁ〜と感じますね。書道や屏風に絵を描かれたりと、和なテイストです。
去年も書いたかもしれないけど、墨で和紙に文字を書いても、習字もちゃんと”MAYA MAXX”さんになってるのが凄いですね。カッチョイイです。

中牛図ですが、『赤い風船・白い馬』を観た直後だったので、内容が『白い馬』とシンクロしててビックリ。”赤い牛”だし。

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何必館
は、大好きな美術館なんですが、来るたび毎回書いてるけど、5階の「光庭」がホントたまりません。ちょっと映画「女と女と井戸の中」チックですね。

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たまらんなぁ〜。

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自分家に、こんなんあったらイイよね。
地下の魯山人スペースが、何気にキレイになってました。

話変わって、
昼ドラ『ラブレター』ついに、、、ついに大人時代突入しちゃいましたね!
ある意味、中高時代の最終回のような。何かあの二人(中高時代)が別れたまま最終回になってしまったような感じで切ないですね。
主人公・美波ですが、大人時代は鈴木亜美さんって、大丈夫か?と思ったけど、普通にキレイな人なんでキャスティング的に(話のつながり的に)は、全時代正解だったと思います。子供時代・中高時代共に大成功なうえ、大人時代が一番話数が多いので、より力が入ってくるのでしょうか?これは目が離せませんね。
『非婚同盟』は、シチュエーションは狂ってるけど、結構コメディ成分が多いので安心して見れますね。毎回変な語録が混じってます。

『赤い風船』『白い馬』

アルベール・ラモリス監督『赤い風船』(1956年)と『白い馬』(1953年)を観る。

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まず『白い馬』。モノクロ作品。
モノクロが気持ちイイです。白が多め。絵本の様なストーリーで、出来事的には大したこと起こってないのに、あんな壮大な(メッセージ性の強い)ラスト?!えええっっ?!って感想。ファンタジーっちゃぁ、ファンタジーだけど映像にすると”ウソ〜〜〜ん!!”的な印象。ポジティブな表現なんだけどね。まぁ、ストーリーというよりは、子供の可愛さや映像美が魅力なんですかね。最小限のセリフで、少年の喜怒哀楽は音楽で表現されてて味があります。

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続いて『赤い風船』。こっちはカラー。
このビジュアルや絵本はよく目にしますよね。子供の可愛らしさもあるし、当時のパリの街並が観れて良かった。赤いフードをかぶった双子?の子供が出てくるけど、可愛いは。
このラストも、また”えええっっ!!!”となった。説明はないし『赤い風船』単体で観たらそんな印象は受けないんだろうけど『白い馬』のフリがあるだけに、あの主人公の少年も、、、、?!ってことなんですよね?これまた絵本だとそんなことないんだろうけど、映像にすると(ポジティブに描いてるのが逆に)ショッキングですね。いや、そういう解釈ではなのかな?

2作共に、全然今でも(余裕で)アリです。
こういう子供の映画はイイですよね。「地下鉄のザジ」とか。
「運動靴と赤い金魚」系のイラン映画も結構好きです。

『赤い風船』『白い馬』
『赤い風船』『白い馬』Trailer

髪の毛は、

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こんな感じなわけで。

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この”レイヤー感”が、何か気持ちイイんだな。

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顎と首も、いつも以上に段差を付けてます。
描いた影+本モンの影が出るのが、またイイんですよね。ね。

涙目。

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眼球はグロスでコーティングしてるんで潤んだ感じに見えます。

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これは、スキャナーでは出ないな。(変な虹色のおかしいことになる)
まぁ、印刷物でも顔アップじゃない限り分からないかな。
展示した時のことを想定してという感じでしょうか。

「What?」

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この絵は、わりと前に作って、ちょっとの間寝かしといたもの。
いつも以上にパーツを重ねて作ってて(高低差を測ったら10mmもあった)、スキャニングが難しいので、どうしようかと放置してたんだけど、デジカメで撮影してみる。
バンバン撮れるんだけど、撮影環境のちょっとの差で全然色味や空気感も変わるし、水平に撮るのも結構大変だな。某フォトグラファーの先生の助言「午前中の北向きの窓の光が良いよ」を試してみる。
わぁ、本当だ!上手いこといった!ほほ〜。

兎に角、スキャナーとカメラと、作品によって使い分けないといけないなぁ。

発毛で。

じゃなくて、初詣。

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下鴨神社
(世界遺産)に行く。三が日を避けると、全然空いてますね。

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おみくじを引いたら、”吉”でした。
けど、普通に全部良いこと書いてあるな。ふぅ〜〜ん。
”吉”って、”小吉”や”末吉”上?下?”中吉”よりは下だと思うが。

そうそう、今日からまた昼ドラ再会ですね。
4ch『ラブレター』はホント毎日泣けますね。
ホントあの笛の音だけで泣ける。本気(マジ)で!
夏の設定の場面で半袖着てるけど、白い息が出ちゃったりしてるのも、”あぁ〜、寒い中頑張ってんにゃぁ〜”って好感が持てますね。あと、ここへきて、まさかチエがねぇ〜。
そして8ch、情念ドラマの第一人者・中島丈博さん脚本の『非婚同盟』始まりましたね〜(「牡丹と薔薇」の制作スタッフ)。あの時代背景に、あのオーバーな演技にあの言い回し(両親のことを、”お父様、お母様”って呼んでたし、兄を”お兄ちゃま”って呼んでたぞ!)こんなん絶対おもろなるに決まったあるやん。
今日始まったとこなので、まだ間に合いますよ、みなさん!!

鶴亀JAPAN

美術研究所時代の友人達と、毎年恒例の新年会。

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場所は、先輩のT様のお店、河原町通り蛸薬師一筋上ル東に入ったとこにある”鶴亀JAPAN”という去年の秋にオープンしたてのお店。

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ちゅーことで、思い出に花を咲かせつつ。オリジナル料理に舌鼓を打ちつつ。
T様の受験生時代のポスターカラー厚塗りの前衛的な作品(尊敬してます)の印象があったけど、料理の方は凄く美味しくまた足を運びたいものだ。

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最後に、みんなが嫌がる来年の幹事を阿弥陀籤(あみだくじ、ってこんな字書くのか)で、決める。ふぅ〜〜〜〜、何とか助かった。幹事はまさかの最年少のあの人に!

そんなこともありつつ。
”1・4はプロレスの日”っちゅーことでIWGP、棚橋奪還しましたね。
何か武藤はお腹が大分引っ込んだ気がするし、三沢は逆にお腹が出てきたような印象。
そうそう、カミプロのPodcast”ミミプロ”に滅茶苦茶ハマってます。
ペールワンズの井上さんのモノマネがたまりません。何回も聴いてまいます。

HURRICANE MIXER!!!!!

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(この絵は本文とは関係ないよ)

今、年末から年越しで仕事の絵を描いてるんだけど、
それが自分的にかなりイイ感じです。
いつも絵を描いてると、”イラストレターズ・ハイ”なんて言葉があるのか分からないけど、絵が上手く行き出すと何を描いても上手くいく(無敵状態に)、時間が一気に過ぎる、そういう”ゾーン”に突入するのだ。
今、それが来てます!
これが、また気持ち良いし、この感覚を味わいたくて絵を描いてる(本能的な部分んで)ってのもあるかもしれないね。?来てる!来てる!