『非女子図鑑』

昨日の『古代少女ドグちゃん』豊島圭介監督回でしたね。30分の短い尺のわりにえらい壮大に風呂敷広げて大丈夫なのか?と思ったら夢オチでしたね。『略奪愛』高橋和也さんも出てたし、杉作J太郎が総理大臣役だったし。全く説明のない安達祐実の腹巻き?のカットがちょいちょい挟まってたけど、豊島監督が腹巻き好きということなのかな?ホットパンツ好きってのは公言されてたけど。本当監督によってガラッと雰囲気変わりますね。

そんな豊島圭介監督や清水崇監督、深川栄洋監督ら7人の監督によるオムニバス映画『非女子図鑑』を観る。
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んんん〜〜〜〜、おもしろくなかったかなぁ。
練れてる監督と、練れてない監督と差があるというか。シリーズ化はされないと思うけど、シリーズもんの第1弾という感じの練られ方、固まり方というか。今後シリーズ化されたらおもろなってくのかな的な感じのパターンかな。テーマと各々やりたい事に温度差やバラつきがあるのかも。
豊島監督の『占いタマエ!』足立梨花さん(長介の野郎がファンらしい)は可愛らしかった。豊島監督の趣味が出てる感じ。塚本連平監督『死ねない女』はまとまりがあって意図が明確だった。山口雄大監督は、んん〜〜〜この人の作品は一度も良いと感じたことないなぁ。役者さんは頑張ってるのにな。あくまでも個人的な趣味だけども。

・『非女子図鑑』
・『非女子図鑑』予告編

”炭火焼鳥ちゃぶや”

そんなわけで、ちゃぶ屋2号店”炭火焼鳥ちゃぶや”が11/18にオープンするのだが、前日にプレオープンがあったので、さっそく絵を持ってお祝いに駆けつける!

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町家を改装したお店。

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烏丸錦の路地をちょっと南に入った、エエ感じのとこにありますやん。

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ってことで、彼が”こやん”代表。お!焼いてるねぇ〜。

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で、対面。お!喜んでんじゃないかな。
いつも起こる現象だけど、実在する人物を描くと、おもっきり各部分を観察して細部まで描くから脳が不思議な錯覚を起こすとうか、情報として分かってるんだけど絵の方が本物で、実在する彼自身が後から実写化されたかのような、おもろい錯覚を起こすんですよね。この感覚がまた心地いいんですよね。

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そんなわけで、オリジナル・コサージュを貼り付けて、他の花と一緒に並べる。

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暗いので、ちゃんと写真撮れなんだけども。
”西京白味噌前掛け”を”チャブヤ”オリジナルにしてみましたと。

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一先ず安心と言うことで。

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店内へ。

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自慢の炭火焼鳥を頂く。とにかくお世辞抜きに美味い!
当たり前に仕事が丁寧でセコくないこのボリューム。そして安い!

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感動すら覚えるね。いや本気(マジ)で。

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ね。

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こんなんとかね。

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ね。

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体験さしてもらったりね。炭火焼だから、すんごい熱い。

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彼が、小学校時代からの友人のO村T史くんね。

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カウンター内にいるのは、Iくん。ネクタイをシャツの中に入れてるから割烹料理の人が着てる様なVに開いた調理師の服みたいに見えるけど、店の人ちゃいますよ。何を注文しても”あるよ!”って答える「深夜食堂」ごっこをしたり。

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そんなわけで、多分どっかに飾ってくれるみたいだし、まだどこに飾られるか分からないけど、”絵見してくれ!”って言ったら見してくれると思いますよ。是非、美味い焼鳥と酒(酒がまた美味い!)を呑みがてら、絵を観に行ってやって下さい。そして本人と比べてみて楽しんで下さい。

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京都、木屋町のおでん・焼鳥居酒屋『ちゃぶ屋本店』オフィシャルサイト。
烏丸の2号店の情報も↑こちらで。

「川村淳平のブログ見て来た!」って言ってもらうと、
もれなく「へぇ〜、そうなんや」って言ってくれると思いますよ。

”こやん”代表。

小・中学校時代からの友人Oくんの高校時代の友人が木屋町で”ちゃぶ屋”という焼き鳥屋をやってるのだが、今月18日に烏丸に2号店をオープンするとのことで、お祝いに絵を描く。

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通称”こやん”こと代表取締役。やり手の男だ。彼を描く。

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つーことで、なんか”いいとも”の花に付いてる名前的なモン、で何かエエ感じのんないかなと思ってネットで検索したけど、以外とちゃっちいので、オリジナルでこんなコサージュ的なモンを制作。おしゃれコサージュというよりは、めでたい感じかな。

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ゲシュタルト崩壊を起こしつつ、こんな感じで厚みつけてね。

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こんな感じでね。さぐりさぐり。

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こんなけ凝ったら嬉しいでしょ!ってぐらいおもっきりね。
このコサージュだけ作るのに、密かに17時間位掛かってまんねん。

「雨だれ石をうがつ?」

18歳の頃に買って、ずっと使ってたデザインカッターが根元から折れる!!

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刃ちゃいますよ、軸の金属部分が。

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ね。13年も使ってたら、こんなとこ折れるのね。ビックリ。

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最近はケント紙で、こんなんを作ったり。

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伸ばすと多分5m弱ある。

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それを黄色に染めたり。

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おおお〜〜〜〜。この”手に持てる”感が、何かイイね。

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こんなのに、

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こんなんなったり。
ちょっと焼いた玉ねぎみたいやけど。

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こっちの方向性もアリだな。

『ロボゲイシャ』 2回目・3回目

先日、天満のガクブチの大和に行く用事があったので、そのまま天神橋筋商店街を北に上がって、ホクテンザへ。

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井口昇監督『ロボゲイシャ』、2回目3回目行っちゃう。
ホクテンザは入替え制じゃないのでね、かなり得ですよ!)

1回目はインパクト!という感じだけど、2回目以降はその奥の姉妹愛・家族愛が凄く見えてきて泣けますね。”ギリギリデートに使える映画!”って触れ込みだけど、姉妹の人は姉妹で観に行くとまたグッとくるかもしれませんね。姉妹の着きず離れずの心模様が上手い事表現(イメージですよ)されてるし、井口監督の”乙女”な部分が出てますね。そして、生田悦子さんが締めるところ締めてて泣けるんです。『赤んぼ少女』では怖い役だったけど。
そして改めて造形物とVFXが凄い!大きい部分だけじゃなく、ちょっとした火花やホコリ等、細々した部分が凄いっす。

観終わってちょっと時間が経って思い返すと、ギャグ部分よりも姉妹愛の部分が強く残ってますもんね。2回目以降は本質が観えてきます。こういうところが井口監督の魅力でもありますね。そこらの薄っぺらい”タイトル出オチ映画”とはワケが違います。この監督は信用出来る!
ホクテンザは、『ロボゲイシャ』1日9回上映の初回11:00〜、最終回27:00〜(28:50終了)と観逃しようがない!!〜20日(金)までだぞいっ!


・『ロボゲイシャ』

・『ロボゲイシャ』予告編

『不灯港』

入院してた父が無事退院し、ホッと一安心。タバコはダメです!!

そんなわけで、
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「今月の池田」を観つつ、「来月の池田」「再来月の池田」はどうなってくのか楽しみにしつつ、京都シネマ内藤隆嗣監督長編デビュー作『不灯港』を観る。

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うん、おもろい!!てか、一昔前の武藤敬司(イメージしてる画像や動画が見つからん!)そっくり!

”38歳、未だ独身。愛を求める男・万造のハードボイルドな喜劇”とうことで、無骨で野暮ったくて、でもロマンチストなモテない漁師の男の話。でイイ!こういう不器用な人や、ダメな人の話、大好きだ。山下敦弘監督系の映画好きな人は大好きだと思う。と思って観てたら、何気に音楽は赤犬の人だったり、「ばかのハコ船」の曲使われてたみたいだし。

この万造イイ!!役作り・キャラ設定完璧じゃないか。ハードボイルドさの大小はあるにしろ、男子はみんな持ってるし分かる、この感じ!
前半の盛り上がりに比べ後半はちょっと失速ぎみな気もしたけど、元々平凡な港町に事件が起こってのあのラストだから、まぁああいうモンなのか。そんな野暮ったい映画なんだけど、楽しいシーンでは何か昔のヨーロッパの映画の様なコケティッシュというかコミカルな演出があったりしたので、若い監督なのかな?と思ったら27歳だそうな。ほぇ〜。
とにかく、アリアリ。おもしろかった。観て損はないと思います。

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劇中で”アメリカンドッグ”が出てきて、無性に食いたくなったので食べる。高校か下手したら中学生以来ぶりかも?!全部食べた後、棒に残ってる根元のカリカリのんを前歯でこそげとるのが好き。まぁ、観たら分かりますは!食いたなりますから。

・『不灯港』公式サイト
・『不灯港』予告編

『アンを探して -Looking for Anne-』

ガニオンイズム継承者”こと友人の宮平貴子監督の初長編作品『アンを探して』が〜20日(金)まで梅田ガーデンシネマで公開中だそうだ。

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そう!あの大槻香奈さんが劇中でも多く使用される絵を提供してることでもお馴染み(大槻香奈ファン必見!)のあの映画だ!おまけにテーマソングは実姉のjimamaが担当ときたもんだ(jimamaファン必見!)
僕は1回試写で観てるので、京都シネマ(12/19〜)に来た時にまた観に行こうと思ってるんだけど、大阪の人は〜20日(金)までなので是非!是非!是非!


・『アンを探して』Official Site

・『アンを探して』Trailer
・『アンを探して』Official YOUTUBE
・『アンを探して』Twitter
・上映劇場情報(何か早口言葉みたい)


『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』

サントリーミュージアム『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』を観る。

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『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』

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サントリーミュージアム

高3の頃(もう13年前か)にこの同じ場所にクリムト展を観に来たのを思い出す。クリムトシーレも好きなんだけど、今回のは作品数も少なくてその周辺の作家たちの作品が多かったかな。ウィーン工房系の商業ポスターなんかの仕事は結構好き。
クリムトがスペイン風邪?だったかで亡くなった時に病院でシーレがクリムトの死に顔をスケッチしたものも展示されてて、それが今この場所に来てるのを想像すると、凄いですね。
クリムト、シーレ含め19世紀末なんだけど、今のイラストレーションとそんなに変わらない(コンセプトは別にして)センスですね。ドーローイングとか油彩にしても。昔昔してなくて近い感じというか、そんな気がした。

『坂本渉太映像作品集”THE DVD”』

今日の『古代少女ドグちゃん』、監督が変わると全然雰囲気変わりますね。『呪怨 白い老女』やホラー映画の三宅隆太監督とのことで、ホラータッチでした。観てると何か不思議な違和感を憶えた(韓国ドラマの様な?)ので、よく見るとセリフが全部アフレコじゃないか(たまにずれたり、口の開き方に対して声の量が比例してないような)?それで韓国ドラマっぽかったのか?けどアフレコかは分からないよ。音のバランスによるものなのかもしれないし。 ホラータッチということで日常と違う違和感を出すための手法なのかな?
もしくは、「妖怪 人形つかい」というこで、人形の声を後から入れてるからそのアフレコとのバランスを均等にするために全部アフレコにしたというのも考えられますね。真相はDVDのコメンタリー待ちかな。誠役の窪田正孝さんは昼ドラ『X’masの奇蹟』にも出てて、不思議な温度差(温度が低いというか)のある役者さんですね。『X’masの奇蹟』も、おもろなってきたし、両方目が離せませんね。


坂本渉太
さんの映像作品集「THE DVD」を購入。
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digmeout A&Gマスターが以前カフェブログで紹介してた”neco眠る/ENGAWA DE DANCEHALLのPV”に、鷲掴みされて密かにDVD発売を心待ちにしてたのだ。この人は圧倒的過ぎて、嫌いな人いないでしょうね。子供に観せたら凄い喜びそうだし、姪と甥に観せてみよっと。

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初回特典のCDが嬉しい。ボーナストラックが最高だ。

・『neco眠る/ENGAWA DE DANCEHALL』
・『BOGULTA/メッ政治』
・『AUDIO FOOD/dumdumdum』

『dpi 雜誌特刊《dpi 經典特刊第六輯》日畫Japanese Art』

グラチャン女子バレー対韓国戦、日本勝ちましたね。個人的に韓国のエース、キム・ヨンギョン選手が結構タイプなので観れて良かったッス。もうちょっと韓国側の煽りVを多めにして欲しかったかな。
そんなアジアの話題が出たところで、、、


台湾のアート雑誌”dpi magazine”が、日本人イラストレーターを紹介した特別号を刊行。そこに掲載されてます。
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『dpi 雜誌特刊《dpi 經典特刊第六輯》日畫Japanese Art』 特價 380元

この”dpi magazine”は過去にも載せてもらったことがあるのだけど、日本で売ってるのを見た事がなく(数年前まで日本版も出てたが無くなった)、手に入りにくいと思うので、自分のページだけ載せちゃえ!

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こんな、

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こんな、

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こんな感じで、見開き6ページに絵が22枚もギュウギュウに敷き詰められてます。よう、こんなキレイに押し込んだもんや。

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去年の年末に依頼があって、年明けすぐ(台湾は旧正月だから?)に画像を送ったまんま、うんともすんとも反応が無くすっかり忘れてたら、チェックも無しにいきなり送られてきたよ。何個か質問に答えたけど、全然憶えてないや。アーティスト写真(↑上の画像)は、確か作業風景って指定があったから三脚立てて頑張ったけど、みんな絵載せてたり全然無視しまくってますね。それ位のノリでも良かったのか。
そんなわけで、台湾もしくは国内でも見かけたら手に取ってやって下さいませ。特價 380元 也。