『フローズン・タイム』をもう一回観に行く。

先日観て、かなりヤラれてしまったのでもう一回観に行く。やっぱイイはコレ!!
シャロン(エミリア・フォックス)も滅っ茶苦茶魅力的!!!前回は昼間に観たんだけど、今回レイトで観たので、夜の映画館を出た時にもしかしたら世界が止まってんじゃないかな的な想像をしたけど、全然止まってない。。。

これはDVD出たら絶対買わなあきませんね〜。ん〜〜。

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『フローズン・タイム』

『キサラギ』

色んなとこで評判の映画『キサラギ』を観る。
確かにおもろいおもろい。なんか演劇を観てるような感じ。ミニマルな表現が良い。んなアホな!っちゅう後付けの様な展開が、1〜2コじゃなくバンバン出てくるので、その後付け感が逆にネタになっている。みんな良いキャラやし。劇場で観てないから劇場で観たらどんな感じか分からないが、深夜静まり返った中、1人で観るのが何か心地良いかも。こういう系のは多分劇場で観てたら、笑いの沸点の低いとこで周りが笑うので集中できんってパターンも多いし。

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『キサラギ』

『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』@シネ・ヌーヴォ

昨日のことだが、シネ・ヌーヴォ『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』を観る。
ハンガリーの剥製師とその親子3代の数奇な人生をオムニバス的に描いた映画。”「はく製」と「大食い」!「人間の欲望」と「命の極限」を描くことにより、「人間とは何か?」をあぶり出す本作の脚本は、サンダンス映画祭でサンダンス・NHK賞を受賞。しかし、その”規格外”の内容により、NHKが日本でのTV放映権を手離し、出資を見送る異例の自体を生んだ。”そうだ。って言うだけあって中々強烈。

詳しい内容は下記で。
『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』

え?!これ映していいの?的な、おもっくそポ○チン(本物と偽物?)がぼかし無しで映ってたり(最近の映画って規定が緩くなってるのか?わりとぼかし無しやったりしません?普通に具が映ってたり)、さすがに合体してる場面は変な独特のぼかし入ってたけど。ヤン・シュヴァンクマイエルとかチェコ系の映画にも近い色調。新しい映画なんだけど現代じゃないような。人口的に作られたキレイな汚し方じゃなくて独特のきちゃなさというのか、表現が難しいけど好きな世界観。大分エグいシーンもあったので、見終わった後メシ食われへんのちゃうかと思ったけど普通に焼き鳥食うてた。剥製師の話は、かなり究極な感じ。ありゃ、相当ド変態だ。
どっぷりハンガリー漬けになるので映画館出ると「そや、ここ日本やった」ってなった。シネ・ヌーヴォの独特の雰囲気も余計に手伝ってか。

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タクシデルミア 予告編

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こんな、ポップアップカード買っちゃった。

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あと、こんな金持ちの家にある的なシカの剥製(正式名称は、”ハンティング・トロフィー”って言うらしい。狩猟戦利品の意。)のフィギュアのガチャガチャがあったのでやってみた。ある意味映画の戦利品。1回しかしてないがエエの出たんちゃう?コレ。背面にかなり強力なマグネットが入ってるので、台座を外したら冷蔵庫とかに貼付けられるという逸品。

『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』
『タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜』Trailer

フローズン・タイム@みなみ会館

映画サービスデーだったので”五重塔が見える映画館”ことみなみ会館で、
『フローズン・タイム』を観る。

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『フローズン・タイム』
←ストーリーはココで。

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まず結論から言うと、イイ!!滅茶滅茶イイがな!!これはたまらんは!!
ヤラれた!(ここで言うヤラれたは、先を越されたとか良いものを先に作られた的なのじゃなくて、心臓をギュッと鷲掴みにされた感じ)自分的に今年入って観た映画で一番やは。長州じゃないけど、ど真ん中

男の人が撮った!って感じでかなり男目線でたまらんところをついてくる。観てて、さすがに声は出さないけど、口に手を当てて声にならない声で”オ、オホォォ〜〜〜・・・”なる。逆に女子が観たらどう感じるか全く分からんけど。この映画はポスターやフライヤーなんかのヴィジュアルが中々インパクトあって観に行ったけど、よくある悪い例がフライヤーとかのシーンが映画内で一番山場の部分で、フライヤー以上のことが起こらないってパターンがあるけど、この映画に関しては、フライヤーの場面は、単なる一場面で本質はまた別のところにあって、もりもり見せ場が出て来る。

監督はファッション系のフォトグラファーのショーン・エリスって人で、フォトグラファーが映画撮るのは珍しいことじゃないし、カメラを使う部分で同じなんだろうけど、”時間を止める”って内容がフォトグラファーっぽい。写真撮ってても絵描いてても良い瞬間に出くわした場合「今、この場面止まってくれ!!」とか思うし、逆に現実ではその瞬間を止めれないから写真や絵でその瞬間を形にしたりするんだけど、この映画はそのシャッターチャンスを上手いこと動画で表現してる!
しかも、主人公の男が美大生で絵を描いてるのも共感できるし。よくドラマや映画で美大生の設定があったり絵を描く人が出て来て、その絵が評価される的な設定があるけど、大抵”この絵のどこがええねん?!”ってヘッポコなのが多いし、絵自体は付属品的な扱いで薄っぺらさを感じてしまうけど、この映画に出て来る絵は普通にカッチョイイし、監督がファッション系のフォトグラファーだけあって、センスがイイし、ちゃんと良し悪しが分かってる(オメー、どの位置から物言うとんねん!って感じやけど)し、これはズルい!イイ!

さらに映画に出て来た、エミリア・フォックス演じるシャロン(ポスターの女の人じゃなく、スーパーのレジの人)が滅茶苦茶タイプ!これまたど真ん中のどストライク!ヤラれてもた。この人は描きたいわぁ。さらに、スーパーの他の従業員のキャラが一人も被ってなく、全員こんな人おるおる!って感じで、なんかドリフのメンバーにも見えてくる。ラストもカッチョ良過ぎ!
これはDVD出たら絶対買いやし、もう一回観に行くかもしれん。

『ジャーマン+雨』@みなみ会館

映画ファーストデーだったので、みなみ会館『ジャーマン+雨』を観る。
かなり色んな人が色んなとこで絶賛してたので気になってたけど、
そんな”おわ!!”ってならんかったかな。周りのお客さんは笑ってたけど、自分的にはハマらんかったかな。主人公が劇中で、ゴリラ顔ゴリラ顔言われてたけど、そんな言うほどゴリラ顔って感じでもないし(リアルにゴリラ顔の人にゴリラ顔って言えへん的なパターンもあるけど)、逆にこの主人公が滅茶苦茶カワイくてこんなぶっきらぼうな性格やったら”おわ!!”ってなるかもしれないし、そのまた逆で、もっともっとゴリラゴリラした人やっても”うわ!!”ってなってたかもしれないし。

でも、劇中にハロルド作石さんの「ゴリラーマン」の単行本が出て来たのは嬉しかったかな。中学高校時代一番好きなマンガだったし、もしゴリラーマン・カルトQがあったら結構イケる自信あったぐらい(それを想定して読んでたし)何回も読んでたので。
おもしろくないってことじゃなくて、自分的にこんかった感じかな。あくまで個人的感想ですけど。


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『ジャーマン+雨』



『キンキーブーツ』

映画「キンキーブーツ」を観る。
田舎の倒産寸前の靴工場が、ドラッグクイーン用のエナメルブーツに目をつけてそこから再起を懸ける、って話で、映画のパターン的に最後は良い方向にいくんだろなぁ的に予想はつくので、まぁ安心して観れる。普通に良い話で、おもろかった。実話を元にしてるらしい。
腕相撲のくだりなんかベタ(バトルオワライヤルでありそうな)だが、 好きなパターンだ。うん。あんなん好き。

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あと、ジゼルが出てる『TAXI NY』を観る。これも普通におもろかった。
タクシードライバー(クイーン・ラティファ)と刑事(ジミー・ファロン)のコンビもいい。


『人のセックスを笑うな』@みなみ会館

一瞬時間ができたので気になってた映画『人のセックスを笑うな』を観る。何か、21:40〜の回がミッドレイト割引とかいうので1,000円で観れた。
みなみ会館は、駐車場があるのが、ありがたい。

当然のことながら、永作博美さん目当てだ。この人が出てるドラマは何か観てしまう的な魅力がありますよね。
映画の内容は、まぁ、そんな起伏があるわけじゃないけど、素っぽいやりとりが生々しい。アホ大学生が手玉に取られた感はあるが、そらこんな人いてたら8割9割の男子はやられてまうは。ズルイ。そしてエロい。パーカーの長さが絶妙過ぎ!
あと、温水洋一さんが、笑かそうとしてないのに、無茶苦茶おもしろい。講師役で授業をしてて、その中で出演者がひそひそ会話したりで映画的にそっちの方がメインなのに、温水洋一さんの講義(普通の話)の方が気になって、出演者の声うるさい!って感じで、ホンマに授業を聞いてる観たいな感じになる。この人のキャラもズルイなぁ。
良かった映画は、パンフレット買っちゃうんだけど、その衝動は起こらなかったかな。あああ〜〜〜、、、観たい映画がてんこ盛りある。。。

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『人のセックスを笑うな』


「男塾の教科書に死という文字はあっても敗北という文字はない」

押忍!
今日は、映画ファースト・デーだったのでみなみ会館『魁!!男塾』を観る。漫画原作の実写化は、変なモン作って腹が立つ時と、アリな時と両方あるけど、これは意外にアリだった。原作の人物が凄いゴツゴツしたボディなだけに、予告や二次元のヴィジュアルからだと、原作と比べ、えらい華奢(実際はパンプアップされたボディだけど、服の布の量が多いから隠れてるから?)やなぁ〜と。これは、ダメなパターンかな?と思ったけど、始まったらそれも全然気にならなくなたし、アリだ、アリ。
照英の富樫もイイ!松尾と田沢も分かる分かる!ナレーションが千葉繁さんなのが、これまたたまらん!バックホーンの曲が、またにくい!
続編作って欲しいところだ。原作、すんごい昔に読んだけど、また読みたくなった。押忍!

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『魁!!男塾』

『予告編』


『ANGEL』@京都シネマ

京都シネマのタダ券があったのでフランソワ・オゾン監督の『ANGEL』を観る。話的には、昼ドラにありそうな感じでそれを2時間位にした感じ。
うぅ〜ン、もひとつやったかな。。。
主人公の黒髪にブルーの目でこの肌の質感の組み合わせはアリかな。
もうちょっとタイプの人やったら入り込めたかな。

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『ANGEL』



『中学生日記』

Q.B.B(久住昌之&久住卓也)原作、山下敦弘監督、堀本勇樹推薦作品『中学生日記』のDVDを購入。
アリだアリ。観る人みんな中学生時代を思い出しますね。中学生あるあるネタもっともっといっぱいあるだろうから、もっともっと観たい感じだな。
大人が演じてる分、ムッツリ感が逆に何かエロい感じがした。(別にエロいシーンはないけど。)
団長、アリアリ!

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あと、山下作品の『リンダリンダリンダ』『くりいむレモン』も観る。
『リンダリンダリンダ』『スイングガールズ』的なモンかと思って特に観てなかたけど、そうじゃないらしい的な噂を聞いたので。一応抑えておく。この山下監督は、長回しもだけど、横スクロールの移動好きだなぁ。

『くりいむレモン』?何かエロい。水橋研二さんの感じが『月光の囁き』の主人公に見えるというか、この人はムッツリ変態的な役が合ってるなぁ。?っていってたら『月光の囁き』が観たくなったので、今から観よ!
あと、余談だが、先日『天然コケッコー』を観たあと無性に『リアリズムの宿』が観たくなって観たけど、(ロケ地が鳥取なんだけど)田岡くんが行ったNISSAN WINGROAD JAPANツアー鳥取編のブログに写ってるシーン(ニューラッキーが)と同じ場所が写ってた。数秒だけど。それだけ。


『天然コケッコー』

昨日、毎年恒例のオール・ザッツを観る。
(ちなみに93年の回からビデオ録ってます)
好きななだぎさんが合間合間に見れてよかった。神谷明も良かったし、土肥ポン太の”想像力がいるコント”は何回観ても笑えます。見てる人が思わず笑ってしまうチャラけ方というか。あのチャラけ方はやる人によってはカチンとくる(いきり的な)けど、土肥ポン太の場合は、全くそれを感じさせない人徳が備わってます。あと、モンスターエンジンは、また鉄工所ネタかと思いきや意表をつく神々のコント!手応えあっただろうから、これ押してくと思うな。


くらもちふさこ原作・山下敦弘監督作品『天然コケッコー』のDVDを買っちゃった!
イイ!これは何回も観てしまう。通常再生+山下監督&夏帆&くるりの副音声バージョンと立て続けに2回観たけど、全然観れる。主人公のそよは夏帆で正解!!他のキャストも正解!!これはたまらん。

山下監督と言えば男子の青臭いDT的映画が魅力だけど、この作品はその真逆の女子の世界というか。っていうか感想は前観た時のblogと全く一緒のことを思ったのでそっちで。?
エエはこれ。


『天然コケッコー』
http://tenkoke.com/

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『カンフー無敵』@心斎橋シネマート

心斎橋シネマートで『カンフー無敵』を観る。
こんなタイトル付けられたら観に行かざるを得んがな。でもカンフーシーンはバリバリあるけど、思っきり”無敵ですよ!!”的に無敵具合を全面に出してる感じでもなく、2つの物語が同時進行してて片っぽの方は。カンフーカンフーしてないし。
最後は、”え?!そうなん?!”的な、ええ?!って感じで 、なんで?って感じやったけど(←ネタバレしない表現ね)。でも、まぁ、カンフーもの観たらワクワクするわけで。女の人が使うカンフーって中々アリやと思った。若い人、おばちゃん関係なく。うん。絵描く要素として、何か使えそう。
あと、劇中に出て来た歌姫的な人(この人はカンフー使わない)が、かなり美人でした。中国の小沢真珠的な感じ。

『カンフー無敵』
http://www.net-broadway.com/nsw/cine/kung_fu_fighter/

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あと、予告で『魁!!男塾』が実写かされることを知る!!こんなことされたら、また観に行かざるを得んがな!でも予告編を観た限り、何か人物が華奢(きゃしゃ)というか原作が凄いゴツゴツした身体してるだけに、何か?豪快さに欠けるというか。服に着られてる感じ。そんな印象。ザ・バックホーンの男臭い曲はアリだと思うけど。照英の富樫源次もアリ。

『魁!!男塾』
http://www.otokojuku-the-movie.com/



『潜水服は蝶の夢を見る』を見る。

試写会で『潜水服は蝶の夢を見る』を見る。
ストーリーをフライヤーから抜粋すると、”ジャン=ドミニク・ボビー ELLE編集長 、42歳、子供3人の父親。ある日倒れ、身体の自由を失った。そして左目の瞬きだけで語り始める。蝶のように飛び立つ想像力と記憶で__。”
って感じで、順風満帆な人生がある日を境に変わってしまう誰にでも起こりうる病。脳は正常と耳は正常で唯一動かせるのが、左目のまぶたのみ。その20万回の瞬きで自伝を書き上げた驚異の実話だそうだ。
率直に見終わった感想は、おもしろい!良かった!
もちろん本人は、それどころの騒ぎじゃないだろうが。終始彼の目線から話が進んでいくのだが、本人の考えてることは意外と冷静で、面会に来た人にも(心の中で)ツッコんだり。また試写室(映画館)という暗闇で音(耳)とスクリーン(目) だけが有効で、声や音をたててはいけないシチューエーションが、まさに彼の体内から外界を見ているような錯覚に陥る。それが凄く新鮮。
どうやってまぶたの動きで言葉にするかというと、言語療法士という人がいて、その人がまぶたの動きでコミュニケーションをとる方法を教えてくれるのだが、この言語療法士の人がまた美人で変な意味じゃなくて描きたい!的な顔の人でした。
闘病生活の映画なんだけど重苦しい感じでなく、彼の自由な想像力の世界とユーモアと、よし!頑張った!的な達成感というか何と言うか、なんかグッとくるというか。良かった。それと同時に誰にでも数分後に起こってもおかしくない事実。これ、もう1回劇場で公開されたら観に行きたいかも。原作がどんなんなのか気になるところです。
なんでも2月に公開されるそうです。

『潜水服は蝶の夢を見る』
http://chou-no-yume.com/


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『サイボーグでも大丈夫』

を観る。
観る前までは、フライヤーの印象から、韓国版のアメリか、ティム・バートン的な感じかなと思ったけど、フライヤーのビジュアル以上のことはなかったというか。二次元のビジュアルでみる分には魅力的なのだが、映画になるとその二次元のビジュアル部分が山の頂上で、期待以上のことはなかったかな。映画を撮ったことない素人の感想だけど、狙ってる世界観は分かるけど、この系だともっと上を狙えるやろにと思ったり。あんま、ピンとこんかったかな。あくまで、個人的な意見だけど。

『サイボーグでも大丈夫』
http://eiga.com/official/cyborg/


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