『迷子の警察音楽隊』

『ドグちゃんまつり』予告編が公開されてるじゃないですか。斎藤工さん土偶ビキニ的なの着てない?”ドキゴロー・ソフビ”も欲し〜〜ドキ!

エラン・コリリン監督『迷子の警察音楽隊』を観る。
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『迷子の警察音楽隊』(2007年/イスラエル・フランス合作)


このチラシの印象からもっとビビットな色の映画と思ったら国内版のチラシやビジュアルが加工してるだけで、実際はもっと薄くパステル調だった。
カラッしたイスラエルの感じでこの色調もアリ。寂れた街とも合ってる。
話も、なんてことはない2日ばかりのシンプルなもので、劇的に何か起こるわけではないけども、その何てことない中でのちょっとしたドラマが心地いい。サクッと観れた。

・『迷子の警察音楽隊』
・『迷子の警察音楽隊』Trailer

『ベアーズ・キス』

深夜に『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』やってて観たけど、全然おもしろくないね。。。ちょっとヒドいなこりゃ。

セルゲイ・ボドロフ監督『ベアーズ・キス』を観る。
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『ベアーズ・キス』(2002年/カナダ)


サーカスのブランコ乗りの少女が巡業で立ち寄ったロシアで小熊を買い取りかわいがって仲良くしてたある日、檻に行ってみるとその熊が人間になってて・・・。というシベリアの民話をもとにしたファンタジー。

映像は思ったよりファンタジーファンタジーしてなくて、ラストはどう落とすんだろ?と思ってたら、ほぉ〜そうなっちゃうか。なるほど。
サーカスや女の子の雰囲気もイイ感じで、熊が人間になった男(セルゲイ・ボドロフ・Jrって監督の実の息子なんだ。亡くなられてるのか。)も男前過ぎず不細工すぎず熊っぽい。(仮に小倉久寛さんみたいな人になっても別で1つ話が出来そうだね)
期待程ではなかったかな。もっとファンタジーファンタジーさしても良いような、もっとイイ感じにいけると思う。

・『ベアーズ・キス』
・『ベアーズ・キス』Trailer(国内版じゃないけど)

『狼少女』

かなり前からやってるんだけど、ノーベル製菓の”サワーズグミ”のこのCM好き。”シャキーーン!”の部分、エエ顔するよね。

深川栄洋監督の『狼少女』を観る。
この監督の『真木栗ノ穴』は結構好きなのでコレも観てみる。
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『狼少女』(2005年/日本)


おわ!良かった。思いがけず感動しちゃった。
”昭和”な感じがなんか懐かしい。『ALWAYS 三丁目の夕日』的な昭和じゃなく、昭和4〜50年代な感じ?厳密には何年代か分からないけど、お金をかけたセットじゃなく小学校や団地のちょっと昔な雰囲気が凄く懐かしい。子供の世界の話なんだけど凄くリアルでグッとくる。
良い話じゃないか。普通に小学校の道徳の授業とかで流しても良さそう。何気に深夜に観てエエのんに出会えたこういう感じイイね。うん、感動した。

・『狼少女』
・『狼少女』予告編

『Dr.パルナサスの鏡』

ドラマ『泣かないと決めた日』おもろいですね。目が離せませんね
キャストが好みの人ばっかりだ!!町田マリーさんや河井青葉さん紺野まひるさんなんかも出てるし。ただ、パワーハラスメントの話なので、みんな非道で性格が悪い(役)!!その性格悪いのが見てられないような、黒い一面が見れたような、罵倒されたいような、そんな心境。悶絶しっぱなしだ。
つーか、会社って怖ぇ〜〜〜!!

そして昨日はついでに、
テリー・ギリアム監督最新作『Dr.パルナサスの鏡』も観る。

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『Dr.パルナサスの鏡』(2009年/イギリス・カナダ)


んんん〜〜〜、もひとつだったかな。予告の印象よりおもしろく感じなかったかも。鏡の中にも出たり入ったり、思ったほど入らなかったり。旅芸人の馬車型可動式劇場がイイ感じだし、普通にもうちょっとそこでの劇中劇も観たかったかも。何か全体的にあんま入り込めなかった。
モデルのリリー・コール出てますね。トム・ウェイツもえらいジジイになってるね。

・『Dr.パルナサスの鏡』
・『Dr.パルナサスの鏡』Trailer

『ラブリーボーン』

サービスデーだったので『ラブリーボーン』を観る。
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『ラブリーボーン』(2009/アメリカ/イギリス・ニュージーランド)


んんん〜〜〜、まぁまぁかな。主人公の女の子が死んじゃってるので(ネタバレじゃなく死んだとこからの話)、諸手を挙げて良かった良かったとなりにくいと言うか。実際娘がいる人は複雑かもしれないね。
映画のテンポというか溜めが長く感じたり、もうちょっと場面配分の良いバランスがあるような気がした。この世との対比なんだろうけど、死後の世界もキレイ過ぎというかやり過ぎな気も。字幕もちょっと雑な気が。(本筋とは関係ない何でもないシーンだけど、おばぁちゃんがキッチンの棚で探し物をしてる時に、映像ではまだ探してるのに、字幕では「あった」って先に出ちゃってたり)

主人公のシアーシャ・ローナンは映画映えするね。面長でモディリアーニ系の顔立ち。父親役はマーク・ウォールバーグだったのか。ずっとケビン・ベーコンかと思ってた。「狼の死刑宣告」的な。

・『ラブリーボーン』
・『ラブリーボーン』Trailer

『アバター』

柴田レフェリー亡くなったってのは知ってたけど、スティーブ・ウィリアムスも亡くなってたんですね。知らなんだ。。。

そして、ようやく『アバター』を観る。
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『アバター』(2009年/アメリカ)


良かった。全てにおいて圧倒的なクオリティですね。
3Dの効果も何か未来(の映画)な感じがしたというか、完全に新しい観せ方の入り口に来てる気がして今後どう進化していくのか楽しみ。3Dメガネの慣れない違和感は主人公がアバターの肉体とシンクロしてる状態・目線ともリンクしてるみたいに感じれた。
レイトショーでも結構混んでたけど、前から3列目ど真ん中の席で前と左右には人が居なくて貸し切り状態で凄く贅沢。結構身体が動いた(迫ってくるものを避けようとして)し、”うわぁぁぁ〜〜!!”とか声だしちゃったし。
3Dを抜きにしても2Dでもクオリティ高いし、今度は2Dでも観てみたい。

ストーリーもシンプルで、中々切ない。ヒロインと言うのかあの女性も凄く魅力的でカッチョイイし、好きになっちゃうね。
あと青い人の感じが、”ファンタスティック・プラネット””イナズマン”を思い出した。

・『アバター』
・『アバター』Trailer

『ロボゲイシャ』4回目

井口昇監督の『ロボゲイシャ』がようやく京都(みなみ会館さん)まで来たので観に行く。”ゲイシャ”と言うことで京都は無視出来ない土地だと思うのだけど、今回は監督の舞台挨拶はないそうでちょっと 残念。東京での連日舞台挨拶や、名古屋札幌でのサービス精神満載の舞台挨拶が羨ましいです。名古屋行きゃあ良かったな。
次回作(「戦闘少女」「電人ザボーガー」をやるそうだ)で多忙なようですし、経済的にも難しいみたいですね。テアトル梅田での”ドグちゃんまつり”タイミングででも舞台挨拶あったら嬉しいのだけども。MBSの隣だし。ね。

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『ロボゲイシャ』(2009年/日本)


そして、『ロボゲイシャ』ですよ。何気に今回で観るの4回目。
これまでは、”はうぁ!!監督の新作がやっと関西に来た!!”的なテンション上がった状態だったけど、今回は割と冷静に客観的に観れたけど、やっぱおもしろい!!小ネタ的部分も細部までよく出来てる。変なセリフだったり、美人な人が滑稽なことをするのがグッとくるし井口監督のひとつの魅力ですね。そして特殊造形・西村さんの作り物も凄いし、VFX・鹿角さんが、やっぱ凄い。ちょっとした火花や煙から大掛かりなものまで、よう出来たある。
そしてそして、バカバカしい奥には姉妹愛・家族愛がテーマになってて、個人的に今「牡丹と薔薇(再)」を観てることもあって姉妹の着きつ離れずな感じにグッとくるわけで、後半の生田悦子さんのシーンも泣ける。そこらのタイトル出オチ映画とはわけが違うは。うん。
DVD発売も楽しみだし、コメンタリーやメイキングが早く観たいです。

・『ロボゲイシャ』
・『ロボゲイシャ』国内版予告
・シネ通『ロボゲイシャ』特集
・ズムサタ『ロボゲイシャ』
・主題歌ART-SCHOOL「LOST CONTROL」PV『ロボゲイシャ』ver.


そして、、、
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みなみ会館ロビー。

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はうぁ!!

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前に僕が、”勝手にリスペクト”作品として描いた井口監督の絵を飾ってもらってます。公式ではなく、同人イラスト?とでも言うべきか。嬉しい限りです。

ちなみにその制作行程はこちら。
http://www.jumpei-kawamura.com/blog/archives/5336
http://www.jumpei-kawamura.com/blog/archives/5340
http://www.jumpei-kawamura.com/blog/archives/5356
http://www.jumpei-kawamura.com/blog/archives/5359

”Nippon,in the groove”

京都の和太鼓・芸能集団「BATI-HOLIC」の事務所で色々打ち合わせをしつつ。

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お!2月19日・20日に東京(アサヒ・アートスクエア)で。
3月12に京都(京都府立府民ホール アルティ)で公演があるみたいですね。

詳しくは、コチラ>>
英語ver.もあるよ、KOCHIRA>>

迫真のリアルを見逃すな!!

『牡丹と薔薇』の再放送、大人時代に突入し小沢真珠さんと大河内奈々子さん登場して、益々おもろなってきましたね。小沢真珠さんの非道ぶりと珍奇なセリフ回しがたまりませんね。

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本文とは関係ないけど、最近はこんな塔を描いたりしつつ。
この”手に持てる”感(”絵に描いた餅じゃなくなる”感)が、何か嬉しいんですよね。

タワー

「地デジの準備、まだですか?」のデジサポCMの”地デジ娘”の女の子、映画「女の子ものがたり」の子供のなっちゃんっぽいなぁ〜と思って調べたらやっぱそうだった。この子は可愛いは。

「女の子ものがたり」は個人的に2009年度NO,1だったので(3回観に行った)、3月のDVD発売が待ち遠しいです。
きみこ役の波瑠「花王 赤のケープ」のCMもイイよね。

・「女の子ものがたり」Trailer

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本文とは関係ないけど、最近はこんなタワーを描いたりしつつ。

「かいじゅうたちのいるところ」

neutron「今月の池田」を観つつ、THE MUSICの1stアルバムを思い出しつつ、「来月の池田」も楽しみだなと思いつつ。

MOVIX京都モーリス・センダックの絵本の実写映画、スパイク・ジョーンズ監督「かいじゅうたちのいるところ」を観る。
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「かいじゅうたちのいるところ」(2009年/アメリカ/)


うん、良かった。色味も質感も好みだし、こういうデフォルメはアリだね。作ってる側の原作への愛情や敬意を感じるし、変にキレイ過ぎるフルCGじゃなくこういう着ぐるみの質感は良いね。かいじゅう達のクオリティも高いし、表情なんかもよう出来たある。この質感だとトトロなんかも実写化出来そうだと思った。劇中に登場する建物やオブジェなんかもセンスある。しかも子供向けのファミリー映画な感じにもっていってなく大人が楽しめるし、かと言って子供も楽しめる。最後はちょっとウルっときたし。

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原作自体が数ページでシンプルなものなので101分どう観せるんだろ?って思ったけど魅せてくれましたね。

・「かいじゅうたちのいるところ」
・「かいじゅうたちのいるところ」Trailer

『イン・ハー・シューズ』

カーティス・ハンソン監督『イン・ハー・シューズ』を観る。

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『イン・ハー・シューズ』(2005年/アメリカ)


キャメロン・ディアス
だったので、コメディーコメディーした感じなのかなと思ったらわりと(二人にとっては大きいことだけど)淡々と話。見た目に派手な話じゃないけど、内面的な葛藤がリアルなのかな。姉妹の話であり、姉側、妹側あるいは女子個人がそれぞれの役に共感するのかも。パステルカラーが印象的でした。うん、女の人がグッとくるのかもしれない。

・『イン・ハー・シューズ』
・『イン・ハー・シューズ』Trailer

jimama

新風館jimamaのライブがあったので、チラッと観に行く。
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MBSをつけてると、しょっちゅう流れてる”ちちんぷいぷい”「おいしいうた」のCDの関連のイベントだそうだ。

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握手会的なのがあったり。新風館でのパフォーマンスは過去に何回か目にしてるけど、今回はかなり観に来てる人多いですね。人気が伺いしれます。
パフォーマンスも落ち着きがあって、衣装も小奇麗になってる。

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朝、沖縄から京都入りして、その日の夜に直ぐ沖縄に帰る多忙っぷりなので、”素夢子古茶家”でちょっとだけお茶をする。jimamaも今じゃ、色々あるのだけど、その話はまた、今度ねと言うことで。

・jimama「大丈夫」

『愛おしき隣人』

そして、ロイ・アンダーソン監督『愛おしき隣人』DVDも購入。
これは、去年の”みなみ会館大賞”で3位に挙げた作品。
(ちなみに1位「フローズン・タイム」2位「片腕マシンガール」、3位「愛おしき隣人」だったっけかな)

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『愛おし き隣人』(2007年/スウェーデン・フランス・デンマーク・ドイツ・ノルウェー・日本)


『散歩する惑星』
が、おっさんおばはんばっかりだったところに、若者の入れた感じでちょっと明るくした感じ。これもたまりませんね。
そして、長回しの間でおかしさを出してるんだけど、手前の部屋から見える奥の部屋の戸の開き具合から、そこにいる人物の動き出すタイミング、構図なんかが凄く計算されてて完璧超人ですね。『散歩する惑星』と共に持っておきたい逸品です。特典にメイキングが入ってないのが、ちょっと残念。CM集やこれまでの映像が入ってるのは嬉しいかな。『スウェーディッシュ・ラブストーリー』は、何であの部分?

・『愛おしき隣人』
・『愛おしき隣人』予告篇
・『ロイ・アンダーソン CM集』
・『ワールド・オブ・グローリー』

『散歩する惑星』

ロイ・アンダーソン監督『散歩する惑星』のDVDを買っちゃった!
ロイ・アンダーソン作品は生涯持っておいて何度も観たい逸品ですよね。
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『散歩する惑星』(2000年/スウェーデン・フランス)


久々に観たけど、これはやっぱたまらん!!
ロイ・アンダーソン天才過ぎる!それに尽きる。おっさんおばはんが真剣にやってるのがおもろいね。やらしい笑かしたろ感、どや!感がないのがイイ。そして、構図や演出、色調がたまらない。手描き背景ならではのタッチや、きついパースも気持ちイイ。

・『散歩する惑星』
・『散歩する惑星』Trailer

『さば』

『全然大丈夫』藤田容介監督・脚本、荒川良々主演のドラマ『さば』を観る。

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『さば』(2008年/日本)


『全然大丈夫』
のスピンオフってわけじゃないけど、『全然大丈夫』の余韻で撮ったような感じ。短いのでサラッと観れる。
荒川良々さんときたろうさんとのやり取りがおもしろい。監督の指示で全体的に演技を抑えてと言われたらしく、おもっきり笑かしたろ的ないやらしい感じじゃなくて良い。ミュージカル的シーンも何か楽しい気持ちになってイイね。きたろうさんはおばあちゃん役なんだけど、仁鶴師匠っぽい?

・『さば』